「子供たちの将来のために…」

みなさま、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする、
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの持田です。

私は先週、北本市にあります、
「放課後等デイサービス」という事業所へ、
研修に行かせていただきました。

「放課後等デイサービス」とは、
障がいをお持ちの子供が利用できる、
福祉のサービスです。
個別支援計画に基づき、
子供一人ひとりに対する支援、
及び集団生活における支援を行っているようで、
「学童保育」に近いイメージがあります。

私が研修させていただいた時の支援プログラムは、
下記の通りでした。
1日目:リズム体操
(帰宅中、筋肉痛になりました(・.・;))
2日目:絵本の読み聞かせ
3~4日目:父の日のプレゼント作成
(お父さんの似顔絵付き「手作りうちわ」)

最初は子供たちに、どう接したら良いか、
正直分からなかったです。
でも、子供たちに少しずつ話しかけ、
聴く姿勢を続けていくと、
笑顔を見せてくれるようになりました。

特に初日、眠くなった一人の子供が、
私のひざ枕で寝てしまったときは、
心が暖かくなる思いがしました(^^♪

仲良くなってくると、子供たちからは、
「持田さん、持田さん」
と呼ばれるようになりました。
(本当に教育が良く行き届いています)

また、子供に手を引っ張られて、
一緒に本を見ながら、
好きな食べ物を教えてもらいました。
子供たちと距離が近くなれたことを実感しました。

何と言っても嬉しかったのは、
私に「なつかなかった」子供が、
帰宅時、送迎車から手を振ってくれたときです!

研修先の事業所のスタッフさんが私に、
以下のような趣旨のことを話されていました。

「障がいの子供たちに対しては、
甘やかし気味になると思います。
でも、子供たちが将来、一人の人間として、
成長するために、怒るときはちゃんと怒ります。」

実際にその通りでした。
また、子供たちが約束を守ったときは、
笑顔でたくさん褒めていました(^.^))

研修を通して、改めて感じたことは、
子供たちも含め、ご家庭のみなさまが、
大変な思いをされていることです。

でもこのように、子供たちの将来のことを、
一生懸命考えている、真剣に向き合っている、
そんな方々がいることの大切さを、
実感した研修でした。

私は福祉の仕事を始めて、
約3か月が経とうとしています。
今回の研修は、まさに福祉の「入り口」の場所…
弊所でもこの経験を生かしていきたいと思います。

以下の写真は研修3~4日目に行われた、
「父の日プレゼント」作成での風景です。

私が作った「うちわ」に貼る「バラ」です
父の日プレゼント①_20170622

子供たちが作った「うちわ」です
父の日プレゼント②_20170622

また次回のブログでお会いしましょう(^_^)/