「利他のすすめ」
こんばんは。
埼玉県北本市で障がいのお持ちの方の就労を支援する事業所
「てんとうむし北本」の桜井です。
今日はかなり雪が降り、大変な一日となりましたね。
交通網もかなり乱れ、多くの利用者さんが
遅刻や欠席となってしまいました。
しかし、そのような状況の中でも、2人の利用者さんが遅刻せず、
朝礼前に来所してくださいました。
この利用者さんたちというのは、今、就労もしくは実習に向けて
頑張っている2人で、本日応募書類を完成させて、
提出しなくてはいけないという方々でした。
2人の姿勢に、
「状況に左右されるのではなく、自分が今すべきことをやり遂げよう」
というという強い意志を感じました。
利用者さんたちの真剣さに応えられるよう、
私たちも最適な支援を行えるよう努めていかなくてはならないと、
身の引き締まる思いでした。
私たちは、利用者さんたちを支援していく中で、
支援している私たちの方がたくさんのことを
教えてもらっている気がします。
支援していく中で必要な考え方や姿勢というのは、
日常生活や普段の人間関係でも役に立つことがたくさんあるのです。
そこで、紹介したい本が「利他のすすめ」という本です。
この本は日本理化学工業(株)という、
障がい者雇用割合7割の会社の会長によって書かれたものです。
障がいを持つ方と共に仕事をしていく中で
学んだ知恵について書かれています。
とは言っても、特別なことではないのです。
様々な情報があふれかえっている今の時代に、
本当に大切なものを再確認させてくれる、そんな内容です。
機会があれば、是非、手に取ってみてくださいね。