アドラー心理学を参考にした心理学のお話 第0回 - てんとうむし通信 - 埼玉県指定 就労移行支援事業所 てんとうむし北本
こんばんは。
埼玉県北本市の就労移行支援事業所「てんとうむし北本」の桜井です。
今回から、アドラー心理学を参考にした心理学の話をしたいと思います。
今回は初回なので、僕がアドラー心理学と出会ったきっかけをお話します。
僕がスクールサポーターという仕事である小学校に勤務した時のことです。
僕はその小学校で最も問題があるとされる児童の支援をすることとなりました。
その生徒は、授業中に席を立って自由に歩き回って、他の生徒に悪戯したり、
勝手に教室を飛び出していってしまったり、といつも振り回されていました。
はじめは、不適切な行動をとるのは生徒の性格のせいで、
叱ってしつけなくてはならないと思い込んで対応していました。
しかし、その生徒の行動は一向に改善しません。
そんな時、養護の先生から紹介されて参加したのがアドラー心理学のセミナーでした。
そのセミナーで、対象者が不適切な行動をするのは自分の対応に問題がある、
相手に不適切なライフサイクルを教えてしまっている。
ということを言われ、憤りを感じたのを覚えています。
しかしながら、後日、セミナーで教えてもらった通りに対応をすると、
何と問題のあった生徒が徐々に教室で授業を受けられるようになったのです。
この一件から、僕はアドラー心理学に興味を抱き、懸命に勉強を始めました。
次回からは、「性格」や「ライフスタイル」についてお話ししたいと思います。
ちなみに写真は北本パンです。
近所のデイリーヤマザキで見つけました。