母の教え!

みなさん、こんにちは!
障がいがある方の就労を支援する事業所「てんとうむし北本」スタッフ、
障がいがある家族と暮らす野口です。

新緑がきれいな季節になりましたね。
晴れた日は、緑が本当にきれいです。
通勤途中の公園に、たくさんの種類のバラが植えてあります。
今年は、とてもたくさんのバラの花が咲いていて、
いろいろな色のきれいなバラに、気持ちが和みます。

高齢の母が一人暮らしをしていて、
片づけや大物の洗濯、買い物等のために、
実家に行くことが増えました。

母は、最近のことは覚えにくくなっていますが、
昔の話はよく覚えているようで、
私が子どもの頃の話をすることがあります。

小学校の担任の先生から、○○○○と言われた 等々
何十年も前のことを言ってきます。

当時、私は聞いた記憶がなく、
その頃に言ってほしかったなと思うこともあります。

母は言われたことを話しますが、その時にどう思ったかは話しません。
でも、今も覚えていて話すということは、
その時の母は、感情に変化があったのでしょうか。

子どものころは、
母にもっと自分のことをわかってほしいと思っていました。

最近はやり取りを通して、
母なりに理解していたのかなあと思えるようになりました。

褒められた記憶はほとんどないのですが、
来てくれると助かると言うことがあり、
戸惑いを感じることがあります。

老いを受け入れるということを、
母が見せてくれているようです。

最大の母の教えかもしれません。