思い込みや先入観

皆様、こんにちは。
埼玉県北本市の就労移行支援事業所
「てんとうむし北本」の当事者スタッフ、
うつ病と共に生きる富木です。

梅雨入りもして、これからの時期は、一層
ジメジメして来ますね。
カビなどにも気を付けていかないとですね。

 

突然ですが、ここでいきなりクイズです!

 

問題
ある教授のお父さんのひとり息子が、
その教授の息子のお父さんと話をして
いますが、その教授はこの会話に
加わっていません。
こんなことは可能でしょうか?

 

 

 

私たちは様々な物事を見聞きした時、既
に抱いているイメージに囚われて偏った
判断をしてしまうことがあります。

このような心の働きを、行動経済学では
「代表性ヒューリスティック」と呼びます。

 

クイズの答え

「可能」です。
なぜなら教授は女性だったからです。
迷ったり、悩んだりしてしまった方は、
「教授」という肩書だけで、勝手に男性
というイメージを持ってしまったのでは
ないでしょうか。

このように、代表性ヒューリスティック
が働いてしまった為に、先入観を持った
解釈をしてしまうことがあるのです。

クイズの解説としては、教授=女性だと
すると、教授のご兄弟と、教授の配偶者
(ご主人)が会話をしているだけでした。

思い込みの例として、採用させて頂きま
したが、皆さん如何でしたでしょうか?