全国高校駅伝

みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの長岡です。

間もなく年の瀬ですが、仕事納めができるか不安な
今日この頃です。
体調を崩さないように注意したいものです。

みなさんもくれぐれもご自愛ください。

さて、先週の日曜日に京都府の都大路にて全国高校駅伝が開催されました。
男子は各都道府県の代表1校ずつ計47校、
女子は記念大会のため、都道府県の代表に地区大会の代表11校を加えた58校で行われました。

全国高校駅伝は午前に女子の部を行い、午後には男子の部を行います。
女子は記念大会でしたので、普段出場しないようなチームもエントリーされ、
非常に期待感が高まるものでした。

初出場校や地区大会からの出場校が10位以内に2校入ったことは、とても興奮しましたし、
アンカー勝負になった展開は熱い展開となりました。

アンカーに襷が渡った際に、
1分20秒近くあり5000mの距離で追いかける選手との差を考慮しても難しいことが想定できました。

両校の監督が1分30秒は欲しい(逃げる側)、1分あると厳しい(追いかける側)とのコメントがあり、
事前の想定では逆転することは困難だと想定できました。

最終的に逆転したのはゴールテープの直前でした。
逃げる方が有利な展開ではあったため、最後の最後で逆転された選手は
涙を流しながらチームメンバーに支えられていました。

この状況では逆転した選手を称えるべきだと思いますので、
必要以上に自分自身を責めないで欲しいと見ていて思いました。

逆転した選手は、ケニアからの留学生でインターハイチャンピオンでもありました。

この話をする際に、ズルい・ズルくない論争が巻き起こるのですが、
私としては留学生の実力も把握した上で、参加を認めているのだから、
強かった際に一々問題視することはナンセンスだと考えています。

留学生の参加が初めて認められた頃は区間の制限はなかったのですが、
ある時から1区(男女とも最長距離)は出場禁止となりました。

今大会の結果を受けてなのかはふめいですが、
次回大会以降男女とも最短距離区間(3キロ)以外の出場を認めない方針となりました。

どう見ても建前な「世界レベルのスピードを体感するため」という理由を挙げてなので、
何とも言えない気持ちです。

正直、世界レベルのスピードを体験するということは大切ですし、
実際に世界大会のラストスパートで海外勢に競り負けている中での
試作なのは重々承知しているつもりです。

だからこそ、そんな建前で逃げないで戦える場が欲しいと思います。

留学生選手達の世代トップレベルの走りを身近で体験して、
世界陸上やオリンピックに向けてのイメージを掴んで欲しいと思います。

ちなみに、今大会男子で優勝した高校は最短区間(5区)で大差をつけて優勝を決定づけました。
留学生がこの区間で結果を出したら、出場禁止にするつもりなのでしょうか。

ふと、そんな感想が脳裏をよぎりました。

これ以上は長くなってしまうので、今回はこのあたりで失礼します。

今日一日がみなさんにとって良い日となりますように。