リスクから得るもの

みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」代表の長岩です。
梅雨の中休みでしょうか?よいお天気で気持ちがいいです。

昨日たまたま、公園の脇を車で通ると、多くの幼稚園生が
先生達と遊んでいました。

すぐに「あの幼稚園だ!」とわかりました。
私の息子2人を通わせた幼稚園です。

隣の隣の市まで、ほぼ毎日送迎し、長男、次男でトータル
4年間通わせたことになります。

その幼稚園に初めて見学に行った日のことを今でも鮮明に
覚えています。

園児がノコギリで板を切ったり、屋根に登っている子供も
いました。

見学会の日だったので、見学に来ていたお母さんから質問が
出ました。

「園長、こんなことさせて、怪我とかしないんですか?」と。

すかさず園長
「そらりゃ~、ノコギリ使ってれば手は切るし、屋根から落ちれば
骨も折れるよね」と、平然と答えました。

この時点で、多くの保護者は「この幼稚園はなし」という判断を
されたと思います。
その返答に、かなりの人がドン引きしていました。

私は園長の言葉が逆に頼もしくて、この幼稚園に通わせること
を即決しました。

「骨はくっついて治るんです」それより、多感なこの時期に色々
経験をさせることがとても重要とも言っていました。

火曜日に行われた「就労準備講座」(職業人講話)でも
話題になったことですが、その後のスタッフとのやりとりでも
キーワードは「感謝」と「挑戦」だった気がします。

挑戦にリスクはつきもの、失敗したっていいじゃないか。
と思えれば、挑戦もしやすくなるのではないかと思います。

それと、この幼稚園では、普段おとなしい子が、ケンカというか
取っ組み合いになりそうな場面になると、絶対止めない。

むしろ、誰にも干渉させず、とことんやらせます。
まあ、しょせん園児同士のケンカですから、大怪我になること
も少ない訳で・・・

まあ、大人しい子供が、ガキ大将に臨むわけですから、負ける
ことが多いのですが、ケンカが終った瞬間に、

「よくやったね~○○ちゃん!」と大賞賛されるのです。
変わった幼稚園ですよね?

自分の息子も、その場面にあったことがありましたが、そんな
経験から、「本当に優しさや人の痛み」がわかるのでは??

常に、安心・安全・安定よりも尊いことが、生きていく中では
色々あると思います。

最後に今日の1枚ですが、念願のお店での1枚。
ずっと行きたかったピザやさんで食べたものです。
紀州南高梅と大葉のピザで、とっても美味しかったです(笑)