掃除や整理整頓の大切さ
こんばんは。
埼玉県北本市で障がいをお持ちの方の就労をサポートする事業所
「てんとうむし北本」桜井です。
本日は、台風の影響で天候が荒れることも予想されましたが、
北本に大きな影響はなく、一日を終えることができそうです。
無事に、平穏に一日を過ごせることに感謝ですね。
さて、今回は久しぶりに本の紹介をしたいと思います。
今回紹介する本のタイトルは「掃除と経営」です。
日本の名経営者はなぜ掃除や整理整頓を大事にしてきたのか、
ということに始まり、掃除や整理整頓の効果などについて書かれています。
掃除や整理整頓がなぜ大切かと聞かれると、
多くの人が「作業の効率を上げるため」、
「整理整頓を通じて、頭の整理もできるから」と答えると思います。
しかし、仕事における、掃除や整理整頓の大切さは
もっと深いところにあったのです。
掃除や整理整頓というと、誰にでもできて、
毎日続けても目に見える成果というのは出にくい作業です。
作業を続けるにしたがって、飽きがきて、
手を抜きがちになってしまうこともあると思います。
そんな掃除や整理整頓を継続して、しっかりと行えるということは、
仕事において、すぐに結果が出なくても
真摯に仕事に向き合えることにつながってくるのです。
僕も人を使う立場に立ったことがありますが、
毎日同じように思えることでも、手を抜かず、
真摯に業務に取り組んでくれる方の存在は、非常にありがたいです。
逆に、能力があったり、表向きがよかったりしても
目先の結果しか見れない、仕事に真摯に向き合えない人は、
なかなか同じ目標を目指して仕事をするのは難しいです。
本書の中で「凡事徹底」という言葉が出てきます。
「凡事と思われることこそ徹底して、継続する」
ということらしいのです。
僕たちの仕事というのは大半が凡事で、
その積み重ねが大きな成果として現れるものだと思っています。
この本を読んで、改めて掃除や整理整頓の大切さや
日ごろ何気なく取り組んでいる業務の大切さを
再確認した気がします。