「文化」とは?
こんばんは。
埼玉県北本市で障がいをお持ちの方の就労を支援する事業所
「てんとうむし北本」桜井です。
今日は雨が降ったりやんだりで、
じめじめとした天気でしたね。
そんな天気の中、本日は外出イベントとして、
「南越谷阿波踊り」の観賞に行ってきました。
雨天が心配されましたが、会場に着いてからは、
ほとんど雨も降らず盛大なお祭りを十分に楽しむことが出来ました。
阿波踊りについての様子や感想は後日、
一緒に参加してくれた利用者さんが書いてくださるのでお楽しみに。
さて、「南越谷阿波踊り」ですが、
阿波の国(現在の徳島県)でもないのになぜ?
と思う方も少なくないはず。
南越谷で阿波踊りを行うことを提唱したのは
徳島県出身で越谷市に本社を置く事業家の中内俊三という方だったそうです。
事業を営む者として地元への恩返しを常に考えていた中内氏は、
地域の人々にふるさと意識を呼び起こし、
地元越谷が誇る「文化」としていきたいと、
郷土徳島の誇る「文化」正調阿波踊りの開催に着目したそうです。
様々な方々の協力を得て回を重ねていく毎に
次第に祭りの規模も大きくなり、
「日本三大阿波踊り」とまでなったそうです。
祭りでは実際に踊っている方や
見物客として参加している方、
皆さん楽しそうな笑みを浮かべていました。
また、運営に携わる方々も
「バタバタで大変ですよ。」
と言いながらも、笑顔を見せてくれていました。
この祭りに関わった皆さんが笑顔になり
この時間を非常に楽しんでいることが印象的でした。
「文化」というものを、僕自身よく理解できてはいません。
しかし、こんな風に皆が「文化」のために力を合わせ、
多くの人が同じ時間を共有し、楽しめるものであるならば
そして、地域の人々に有益となるものならば、
それは非常に素晴らしいものだと思います。
今回、南越谷阿波踊りの様子を見て、
一人一人の利用者さんに対する支援はもちろんのこと、
利用者さんへの支援を通して、
しっかりと地域にも貢献していけるように
日々心がけていきたいと改めて思いました。
そして、僕たちの仕事が地域の皆さんに良い影響をもたらし、
「文化」と呼べるようなものを地域の皆さんと作り上げられたら、
僕としては非常に嬉しいことですね。