本物の情報共有
おはようございます。
埼玉県北本市で障がいをお持ちの方の就労を支援する事業所、
「てんとうむし北本」の桜井です。
先日、「さいたま障害者就業サポート研究会」という会の
定例会に参加させていただきました。
この会は、障害者就労に関わる特例子会社や相談支援機関などが
情報を共有したり、勉強会を開いたりして、
障害者雇用に対する理解を深めるためのものでした。
今回は、障害者雇用の専門家の方による講演や懇親会がありましたが、
それらを通して、障害者雇用に関する現状というものを、
今まで以上に理解できた気がします。
今回の会に参加して強く感じたことは、情報共有の大切さでした。
同じような分野で活躍されている方々と顔を合わせ、直接会話をすることで、
今までよりもずっと自分自身の世界が広がったような気がします。
いくら同じような分野で働いていたとしても、
インターネットや宣伝媒体で情報が得られたとしても、
実際の現場の雰囲気やそこで働く人たちの様子・思いというものは
完全には知ることが出来ないですよね。
情報があふれている今日、間接的な情報を得たことで、
あることについて自分が知った気になってしまう危険性が
あるように思えます。
「本物の情報共有」というのは、
実際に自分が見たり、聞いたり、感じたりする中で、
初めてなされるものだと今回改めて感じました。
今後も利用者の方々に、適切な情報を伝えられるよう、
「本物の情報共有」をこころ掛けていきたいと思います。