「気にしない練習」
こんばんわ。
埼玉県北本市で障害をお持ちの方の就労を支援する事業所
「てんとうむし北本」の桜井です。
今週は雨の多い日が続くようですね。
それも手伝ってか、だんだんと秋らしくなってきましたね。
僕も鈴虫の鳴き声を聞きながら、このブログを書いています。
秋といえば、読書の秋ということで、
最近読んだ1冊の本を紹介します。
「気にしない練習」という本です。
これは、現役の住職さんが晴れ晴れとした、心穏やかな毎日を作り、
「気にしない人」になるための心のトレーニング法を
仏教的な視点から紹介した本です。
「仏教」というと、「宗教になんか興味はない」と思う人もいるかもしれません。
また、宗教にあまりいいイメージを持っていない人もいると思います。
しかし、この本に書かれているのは、
日常生活を送るうえで非常に役に立つ考えかたばかりでした。
僕は日々利用者さんと接する中で、
「認知」というものが人の行動に大きな影響を与えていることを
痛感しています。
仏教では、バランスの取れた認知や物の考え方を
教えとして伝えているようです。
なんか、現代の「認知療法」に似ていますね。
昔の人々は「宗教」に救いを求め、
現代では「心理学」や「心理療法」をよりどころにしています。
人間が抱えている問題というのは、今も昔も大きくは変わらないんですね。