「ピンチはチャンス」 - てんとうむし通信 - 埼玉県指定 就労移行支援事業所 てんとうむし北本

おはようございます。
埼玉県北本市で障害をお持ちの方の就職・再就職を支援する福祉事業所
「てんとうむし北本」の桜井です。

ここのところ、湿度も上がり本格的な梅雨入りの予感ですね。
雨が降り、気温や気圧の変化が大きくなると思います。
体調にはくれぐれも気を付けてください。

さて、今回はアドラー心理学から離れて「ピンチはチャンス」という
言葉について考えてみましょう。

トップアスリートや苦難を乗り越えて成功している人の
ドキュメンタリー番組を見ていると出てきそうな言葉ですよね。
「ピンチはピンチだよ」と思う人も多いと思いますが、
要は考え方の問題なのです。

ある点に関しては、ピンチがピンチであることには変わりがないと思います。
ただ、視点を変えて異なる点に注目してみると、
その状況が別のチャンスとして考えられるということなんだと思います。

実は昨日、ラグビーの試合で骨折をしてしまい、
1か月ほど練習ができなくなってしまいました。
怪我をしてしまい、職場には多少なりとも迷惑がかかるし、
好きなラグビーもしばらくできなくなってしまいました。
職場では、いい顔はされないだろうし、練習ができず体力は落ちるし。
確かにいい状況ではありませんよね。

でも、僕自身はこれがいい「チャンス」と考えてます。
怪我をしたことでプラスになったことを挙げてみますね。

・大きな怪我をしたことで、自分のプレーに関する修正点が見つかりました。
これからの自分のパフォーマンスを向上させるいいチャンスです。

・ラグビーのトレーニングに費やす時間は減ってしまいましたが、
その分、他の趣味や勉強に費やす時間が増えました。
滞っていた勉強や最近遠のいていた趣味に時間を費やしたいと思っています。

・怪我をしたことで、仲間の大切さや自分の責任などについて再確認できました。

まだまだ色々ありますが、きりがないのでやめておきます。
こんな風に考え方次第で自分の現状というのは大きく変わってくると思います。

試しに「梅雨」という季節について考えてみましょう。
「雨は続くし、洗濯物は乾かないし、嫌な季節」
と思っている人も少なくはないと思います。

では視点を変えて考えてみましょう。
・梅雨の時期に私たちが生きるために必要な「水」が雨としてもたらされます。
・梅雨の時期があるからこそ、保たれている生物の多様性があります。
など、とらえ方はいくらでもあると思います。

自分の中にある損得だけではない視点で世界を見てみましょう。
様々なことが違って見えてくると思いますよ。