長寿の秘訣は？

こんばんは。
埼玉県北本市で障がいをお持ちの方の就労を支援する事業所
「てんとうむし北本」桜井です。

今回は、北本市の精神障害者家族会「青空会」の
定例会に参加した時に、聞いた話を紹介します。

皆さんは現在、日本で一番の長寿の県を知っていますか？
今、最も平均寿命が長いのは、長野県だそうです。
その要因は
「高い健康意識」と「積極的な社会参加」にあるそうです。
特に医師によって特別な医学的措置が行われているわけではないそうです。

とりわけ、重要なのは「社会参加」
つまり、「人と人とのつながり」なのだそうです。
やはり人は適度に役割を担っていると
精神的に健康でいられるそうです。

この話を聞いて、僕の大叔母の事を思い出しました。
大叔母は僕たち兄弟を非常にかわいがってくれていました。
僕の弟が大学に入るまでは元気でいる、ということをいつも言っており、
いろいろと援助をしてくれていました。
そして、弟が大学に入ると、役割を終えたかのように、
一気に認知症が進んでしまいました。

長寿のために、社会参加が大切という話を聞いて、
改めて人と人と現実的なつながりの重要さを痛感しました。
「人を癒すのは、人である。」
とよく言われますが、これは本当だと思います。

僕たち、人を支援する立場の人間として、
人と人とが接することの大切さを再確認したうえで、
日々の業務に従事していきたいと思います。