おやじの背中
みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」代表の長岩です。
しとしと冷たい雨が降っている、埼玉県北本市です。
ひと雨ごとの暖かさ・・・になるといいですね。
さて、たぶん毎週日曜日に掲載される新聞のコラムですが
「おやじの背中」というのがあります。
色々な有名人などが、小さいころに「おやじ」(お父さん)の背中から
教わったことや、実際に言われたことなど印象深く残っている出来事を
書き記したコラムです。
私自身けっこう好きなのでよく読んでいます。
最近読んだのが、ある落語家さんのコラムで、無口だった
お父さんから学んだことなどが書かれていました。
落語家を目指して、実家の鹿児島県を離れて1人東京へ。
修行中にお父さんからの連絡は2度だけ。
1度は祖母が亡くなった時、もう1度は水害で家が流された
ときだったとのこと。
どちらも「帰って来なくてよい」という内容の連絡。
簡単には戻ってきてはいけないという、お父さんの愛情が
厳しいなかにも込められていますね。
私も父の晩年、入院先にいくと親父がよく言ったものでした。
「来てくれてありがとう。でもお前は医者ではないので、
そばにいても自分の病気を治せる訳でもない。」
「ならば、これからの人のために働きなさい」
「これからの人のために時間を使いなさい」
と言われ、なんとなく早くおいとましたことが何度かありました。
自分で選べないものの1つに「親」がありますが、私は両親に
本当に恵まれていたと感謝しています。
なので、受けた「恩」は袖触れ合った多くの人におすそ分け
が出来れば本望だと思っていますが、同時に「人」としての
礼儀や社会人としてのマナーなども言うべきときは言って
あげるのが、その人のためになると信じている今日この頃。
写真は先日友人がサラダバーでよそってきたサラダ。
私は席で留守番をしていたので、なんとなくサラダを取りに
行くタイミングを逸してしまいました。
隣の友人が、「少し食べる?」と言ってくれるのを
期待していましたが、そんな「おすそ分け」もなく、
彼はその後サラダをおかわりしていました(^_^;)
教訓!
自分で食べたいものは、自分で取りに行きましょう(笑)