伝えることの難しさ・・・

みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」代表の長岩です。

先週末、21日の土曜日に、ある専門学校の保護者会に
呼ばれ、約30名の保護者様の前でお話をしてきました。

「就労移行支援事業所とは?」というのが主なテーマでした。

この会への出席は今年で3年目になり、毎年夏休みに入った
最初の土曜日に行われます。

昨年話したことや一昨年に話したことと
なるべく重複しないように気を付けますが、基本聞く方は
毎年変わるので、同じ話でも問題ないのですが(^^;

私は人の前で話をさせていただく場合、あまり用意周到に
準備をしません。格好良く言うと・・・その場の雰囲気や
どんな話を聞きたがっているのかな?
などを自分なりに察知して、話の内容を大きく変えます。

「就労移行支援事業所とは」というのが大きなテーマですが、
「障がい者手帳」の取得がテーマだったり、「うつ病」や
「発達障害」「統合失調症」のような症状がテーマだったり

病状や症状を克服しての再就職だったり、人それぞれ、
聞きたいことが違っています。
よく研修などに参加をすると、用意周到に準備されていて
パワーポイントの内容通り、時間も計ったようにぴったり
終わる。それがプロのお仕事かもしれませんが、こちらは
プロの話し手ではないので・・・
という勝手な理由をつけています(笑)

そして・・・いつもの悪い癖なのですが、話をしていて、
聞き手にもしっかり伝わっている感を得てしまうと・・・

話していて、ゾーンに入ってしまって。。。
あっという間に持ち時間の60分が過ぎてしまっているのです。

土曜日のふと時計を見たらもう60分。あわてて質疑応答に
移った次第です。

お陰様で質問も4名くらい出たでしょうか。
会の終了後も個別に質問をしていただいた方もおられました。

完全に自己満足の世界ですが、「今日の話はつまらなかった・・・
とはなっていないように勝手に思いながら帰った次第です。

でも、でも、なんです。
帰りの電車の中で、今日はこんなことを話そうかな。
という箇条書きのメモを見たら・・・

なんと半分くらいしか消化出来ていませんでした。
人の前で思ったようにお話をするのは本当に難しいですね。

来年チャンスがもらえたら、今年よりも上手に・・・
でも聞いている方々が退屈しないように、また有意義な時間に
しなくてはならない。。。ことは大前提ですが。

さて、8月1日には同じ学校で、今度は生徒さん向けの
時間を頂戴しています。

これは、利用者さんが今作成中の「てんとうむしの1日」
のスライド上映だったり、実際の訓練でやっていることを
持ち込んだりする予定です。

3時間以上枠がありますが、この日は私はおとなしく見ている
予定です。土曜日に十分しゃべりましたので。。。(^_^;)