リフレーミングで自己肯定感を底上げしよう!
みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの渡辺です。
皆さんの現在の自己肯定感はどんな状態
ですか?
高い状態ですか?
それとも低い状態でしょうか?

自己肯定感とは、自分の置かれた環境や
能力などにかかわらず、
①ありのままの自分を肯定して、好意的に
受け入れることができる。
②他人と比較するのではなく、ありのままの
自分を認め尊重し、自己価値を感じること
ができる。
心の状態を指す言葉ですね。
自己肯定感が高い人の特徴は、失敗も自己
成長の機会と捉え、新しい事にも積極的に
チャレンジするため、成功体験を積み重ねて
いくことができることだと思います。
とは言っても、自己肯定感を高い状態で維持
するのはとても難しいですよね!
そこで自己肯定感を底上げするための方法の
一つとして、今回リフレーミングについて取り上
げてみたいと思います。
リフレーミングという言葉をご存じの方も多いか
と思います。
リフレーミングとは、状況や出来事を異なる視点や
意味でとらえ直すことです。
具体的には、ネガティブな出来事や問題をポジティブ
なものとして見ることができるように、心の中の枠組み
(フレーム)を変えることで、別の視点で現実世界を捉
え直そうとする手法ですね。
リフレーミングのもっとも簡単なやり方は、自分の思考
の中に出てくるネガティブな言葉をポジティブな言葉に
置き換えてみることです。
リフレーミングの分かりやすいたとえでよく使われるの
が、「コップ半分の水」という有名な話ですが、コップ
半分の水を見たときに、「もう半分しかない」と考える
のか、あるいは「まだ半分もある」と考えるのかによって、
感じ方が大きく異なるということですね。
言葉のレフレーミングの一例を表にまとめてみました。
| リフレーミング前 | リフレーミング後 | リフレーミング後 |
| 臆病だ | 慎重である | 用心深い |
| 飽きっぽい | 好奇心旺盛な | 興味の幅が広い |
| いい加減な | こだわらない | おおらかな |
| おとなしい | 穏やかな | 控えめな |
| 頑固な | 意志が強い | 信念がある |
| 口下手な | 聞き上手 | 控えめな |
| 断れない | 相手の立場を考える | 優しい |
| 地味な | 素朴な | 控えめな |
| 心配性 | 神経が細やか | 慎重 |
| 引っ込み思案 | 控えめな | 慎重かつ丁寧 |
| せっかち | 決断が早い | 頭の回転が速い |
| おせっかい | 気が利く | 面倒見がいい |
| 優柔不断 | 色々な立場で物事を 考えることができる | 相手の意見を尊重する |
| だらしない | こだわらない | おおらか |
| のんきな | おおらか | 物事にこだわらない |
| 長続きしない | 好奇心が旺盛だ | 環境に馴染みやすい |
いかがですか?
言葉の使い方ひとつで随分と感じ方が変わってきますね。
リフレーミングの効果として、以下の4つが挙げられます。
新しい視点の発見
リフレーミングによって、問題や状況を従来の視点から外
れた視点で見直すことで、新しいアイディアや解決策が生
まれ、問題に対する新しい理解が得られる。
ポジティブな方向への転換
リフレーミングによって、ネガティブな状況や課題を肯定的
な側面から見ることで、ストレスや不安を軽減し、前向きな
行動を取るためのエネルギーが生まれる。
コミュニケーションの向上
異なる視点を受け入れることで他者への理解が深まり、
対立を避けることができる。
柔軟性と創造性の向上
リフレーミングによって、柔軟な思考が促進されることで、
新しいアイディアや解決策を見つける能力が向上するため、
困難な状況に柔軟に対処することができる。
リフレーミングには即効性はありませんが、日常生活や
仕事の中に意識して取り入れてみることで、少しずつ
ものの見方や感じ方が変わってくるのを実感できると思い
ます!
是非トライしてみてくださいね!
本日もご覧いただきありがとうございました!


