リーダーシップについて
みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の障がい者福祉施設
就職・再就職をサポートする
就労移行支援事業所
「てんとうむし北本」の戸上です。
先日の寒波襲来から寒い日が続いていますね。
体調を崩さぬよう、【うがい・手洗い・水分補給】に引き続き取り組んでくださいね。
さて、本日のブログタイトルの【リーダーシップ】についてですが、私には好きな理論があります。
三隅二不二(みすみじふじ)という方の【PM理論】というものです。
まず、リーダーシップとは、
『集団の目標達成、および集団の維持のために、集団内で影響力を持つ人物の能力や行動、機能が発揮される過程』とあります。
そして、PM理論のPとMは
〇P=performance
(パフォーマンス、目標達成)の機能
〇M=maintenance
(メンテナンス、集団維持)の機能
と定義され、頭文字を繋げてPM理論と名付けられています。
更に細かく・・
〇パフォーマンスは
『集団の目標達成を高める働き』
(目標を明確にする・計画や方法を具体化する・目標達成に向けてメンバーを動機付ける・結果を評価する)
〇メンテナンスは
『集団を維持する働き』
(メンバー同士の人間関係を良好に保つ・メンバーの意見に耳を傾ける・集団の士気を高める)
〇1つのリーダーシップの行動には、程度の違いはあっても、PとM、どちらの機能も含まれている。
そして、その定義に基づいて、
『どのような業種であっても、PとMの機能が共に高いリーダーの集団は生産性が高くなり、共に低いリーダーの集団は生産性が低くなる』
との事。
例えば、
「チームでの目標を掲げて、一丸となる雰囲気を作ってくれた。自分の悩みに気付いてくれて、前を向くきっかけをくれた。」
そんなチームは、パフォーマンスもメンテナンスも機能しているのではないでしょうか。
逆に、
「日々、何をどこまでやったらいいのかがはっきりしない。話も聞いてもらいたいんだけど・・(誰に相談すれば)」
といった環境の中では、各個人が能力を発揮しにくい、全体としても、動きが鈍ってしまうように感じます。
皆さんそれぞれの経験の中で、リーダーと呼ばれていた人を思い浮かべ、その人の挙動やチーム全体の動きを思い出すと、新たな視点で見ることが出来るかもしれませんね。
福祉、対人のスキルや理論はどれも面白いですよ。
うまく説明できるかは不安ですが、今後もお伝えできたらと思います。
ちなみに私の自己評価ですが・・
ないしょです☆