電話応対特訓中…!

てんとうむし北本の利用者H.O.です。

現在私は、就労のためスタッフより電話応対の特訓を
受けています。
電話応対について思うことについて書いてみました。

子供の頃は、応対の良し悪しは別にして、特に何の抵抗
もなく電話応対をしていたと思います。
小学生の頃は、時々、大人の電話のかけ方を真似して
「少々お待ちください。」などと気取った受け答えを
していたこともありました。

ある日、友達のNから「O君は、家と学校ではずいぶん違うんだねー」
と言われました。「何で」と突込むと
「うちのお母さんが、O君の家に電話を掛けた時に、O君が出たので、
お母さんと変わってとお願いしたら、『少々お待ちください。』
と言われたので驚いた。」と言いました。Nは、そのついでに、
お母さんから「あんたも、しっかりしなさい」ぐらいの事を
言われたらしいです。

しかし、電話を取り巻く状況は目覚ましく変化し、一家に一台と
いう状況はなくなり、ほぼ一人に一台という状況になりました。
また、私自身も人並みに責任をもつようになると、
「少々お待ちください。」くらいでは許されません。

ビジネス環境でも、通話という機能に限って言えば、
電話の高機能化により出先であっても電話の送受が可能になり、
電話帳を持ち歩く必要がない等、地味ながらもビジネス環境も
変わってきていると思います。

通話するということは、その間、相手とリアルタイムで接し、
相手に自分を晒すという状況になります。
メールやFAXについても相手と通信はしますが、送信するまでに
内容を確認でき、文章も書き直すことが可能であり、
リアルタイムでの作業ではなく、あまり露出度も高くないと思います。

更に通話の場合、相手も見えず聴覚のみを頼りにリアルタイムで
状況に応対しなければなりません。このため、その人の喋り方などが
クローズアップされ、それが一層、個人を晒すことになります。

しかし、電話応対のマナーを知って、その通りに対応すれば相手に
失礼な言動や返事が減り、相手からの信頼が得られるかもしれません。
また、マナーを知った上で相手と接すれば自信をもった対応もできる
ようになるかもしれません。

いくら電話が高度化しても、人が通話するいじょうは、この個人が
相手に晒されることからは逃れようがないことだと思います。
つまり、仕事でまともな通話をするには、電話応対のマナーをマスター
しておく必要があると思います。

まー当たり前のことですが、遅まきながらこんなことに
ようやっと気づいた私でした。

と、頭の中では思っているのですが、実際やってみると聞き取りが難く、
メモすら取るのが難しい状態です。しばらく特訓は続くと思われます。