簿記に気付かされたこと
初めてブログを書きます。てんとうむし北本の利用者のM.Tです。
今日は私が最近訓練時間に取り組んでいる、簿記の勉強についてお知らせします。
簿記というのは会社や事業で必要なお金の管理について学習するものです。
お金の管理というところは私の前職でもやっていたのですが、それを記帳する機会はありませんでした。
そんな時、てんとうむし北本に来て、提供される教材を見て、真っ先に目に飛び込んできたのが簿記だったのです。
それからというもの、私は簿記にのめりこんでいきました。
朝起きて勉強、てんとうむし北本に来て勉強、かえって来て勉強、、
勉強はあまり好きではないですが、少しずつ視界がクリアになる感覚に喜びを感じました。
私はASDを持っているのですが、一つの事に集中できる特性を改めて再認識し、少し好きになれたきっかけにもなりました。
そしてついに、勉強の成果もあって、すぐに簿記三級に合格することができたのです☆彡
支援員の方や家族にも報告すると、「やったね」「よく頑張ったね」とお褒めをいただき、
とても幸せな気分になるのと同時に、ASDにありがとうの気持ちが芽生えました。
この瞬間、通所を始めて本当に良かったと思いました。
発達障害という、持って生まれたものは、確かに社会的障壁として現れ苦戦しますが、
その偏りゆえに武器にもなりえるところがあるということに気づけました。
これからは簿記二級の勉強に取り組みます。その中でたくさんの壁に阻まれることもありますが、
自分にしかない特別特殊唯一無二の武器で壊していきたいと思います。
また、過集中ばかりせずに、周りをよく見て、人とのコミュニケーション、ふれあいを大事にしながら、
てんとうむし北本がさらに明るくクリーンな環境になれるように、一つのピースとして動いていきたいです。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様も健康に気を付けてお過ごしください。
ありがとうございました。