山形の思い出②
みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの長岡です。
だんだんと暑くない時間も増えてきましたね。
夜は、急に寒くなったので、かけるものを用意する
必要が出てきましたね。
くれぐれも体調にはお気を付けください。
今日の内容は先週のブログの続編となります。
山形県民にとっての芋煮会というイベントは、
とても大切な行事のようです。
日本一の芋煮会と表するこのイベントは、
山形県だけではなく、宮城県や福島県の芋煮も楽しめる
もので、参加者の数を見ても、その熱意が感じられます。
前日に山形県出身の方から芋煮会に関する情報を集めていき、
配布開始は9時だが、7時過ぎからイベント自体はやっているので、
行ってみると良いですよとの情報を入手しました。
実際に7時に行くのは、難しかったので、8時過ぎに会場に着いたのですが、
当日券を購入するための長蛇の列があり、度肝を抜かれました。
前売り券を購入しておいて良かったと心から思いました。
6mもの大きな鍋で芋煮を作っていくのですが、
先ほどお伝えした3県の特徴の芋煮が準備されています。
山形は醬油ベースで牛肉を使用、宮城は味噌ベースで豚肉を使用、
福島はきのこが中心と県ごとに色々と特色があり、
どれも食べてみたいという気持ちになります。
当日は8時時点で29℃とそこそこの気温で、河川敷という日差しを遮るものが
ない場所で行うので、外で食べるのにはそこそこ気合が必要でした。
山形県民の熱い思いがなせる業なのか、35年続いているこのイベントは、
一度も雨天になったことがないとのことです。
そのような状況でも、暑い中、日向で芋煮を食べている人々を見て、
凄いなと思いました。
私は当初、3県の芋煮を食べ比べするつもりでしたが、
あまりにも暑いために山形県verのみで断念することになりました。
会場には、芋煮茶屋なるテントが用意されており、前売り券で3000円分購入することで、
涼しい空間で芋煮を食べることが出来るようです。
来年は是非テントに入ろうと決意をしたのでした。
その後、会場を後にし立石寺(通所:山寺)に向かいました。
3歳の頃に父と一緒に登ったことがあるようなのです。
記憶はありませんが。
1000段ある階段を上って奥之院と呼ばれる場所を目指したのですが、
暑さや疲れなどで、何度か途中で戻ろうかと考えました。
休憩スペースで休憩して息が落ち着いたら戻ろう、
ひそかに決意をしたとき、とある男性の観光客の声で
帰るのをやめることにしました。
彼が言ったのは、「俺はタバコを吸っているんだから、これ以上(約400段時点)いけない」
ということでした。
私自身、疲れはあるもののタバコは吸っていないので、吸っている人が半分近くまで
登ってきているのだから、私も頑張ろうと決意しました。
登った当初は、上を見ながら登っていたので、心身ともに疲れていたのですが、
休憩後は目の前の1段1段を見ながら、一歩ずつゆっくりでも良いので進んでいこうと
意識しながら歩を進めました。
最終的に奥之院に到着した際は、なんだか感慨深いものがありました。
苦労して登りましたが、3歳の頃の私も父と一緒に登ったのだということを思い出し、
その頃の私に負けなくてよかったと強く思いました。
その後は、かみのやま温泉の共同浴場に行き、汗を流し、気持ちを新たに
ゲストハウスへと戻りました。
とても充実した山形での時間でした。来年の芋煮の時期も是非とも山形に行きたいと
思いました。
今週のクッキングイベントでは、山形ベースでの芋煮を作りますので、
興味がありましたら是非ともご参加ください。
今日一日がみなさんにとって、良い一日となりますように。