大阪国際女子マラソン

みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの長岡です。

まだまだ寒い日が続きますね。
インフルエンザやコロナウイルスも流行っていますが、
いかがお過ごしでしょうか。
お体に気を付けてお過ごしくださいね。

さて、先週の日曜日に大阪国際女子マラソンが開催されました。
オリンピックの残り1枠を決める戦いでもあるので、
スタート前から例年以上の盛り上がりでした。

マラソンのオリンピックの代表の決め方として、
MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で2位までに入ること、
もしくは3位の選手か残りの選考大会で指定のタイム
(男子は2時間5分50秒 女子は2時間21分41秒)を切った中で最上位の選手
になります。

MGCは所定の大会で基準のタイムを切った選手のみが出場できる大会になります。
従来は選考基準が曖昧であったため、内定が出た際にもめることが多々ありました。

前回の東京大会よりMGCという明確な選考大会が生まれたため、
より多くの選手にとって公平感の強い選考となったのではないかと思います。

勿論、MGCで2位に入ることは大切なのですが、
そうではなかった場合には追試のような形で、レースが用意されています。

女子は今回の大阪国際女子マラソンと名古屋ウィメンズマラソンの2大会、
男子は福岡国際マラソンと大阪マラソンと東京マラソンの3大会が対象になっています。

最後の選考大会で条件を達成した場合には、即内定となるので、
個人的には最後の大会に出たいなと思います。

勿論、先に記録を出して後から走る選手たちにプレッシャーをかけるということも
作戦の一つだと思いますので、それに関しては良し悪しだと思います。

したがって、今回出場を決めた選手は名古屋で出場する選手に破れない記録で
ゴールする必要があります。

マラソン大会(オリンピックや世界陸上を除く)では30㎞までペースメーカーが
事前に決めたペースで走ってくれることになっていますが、
今回日本人トップだった前田選手は、20㎞過ぎからペースメーカーより前にでて、
自分で試合を作っていきました。

選考レースでそのような走りをすることはとても勇気がいるのですが、
最後まで自分でペースを作り19年ぶりの日本記録が誕生したことは
本当に興奮しました。

男子もマラソンで日本記録が更新されるまで16年かかりましたが、
それ以降競技レベルが年々向上しています。

女子マラソンもアテネ五輪の年以来の記録更新となったので、
この記録に影響を受け、女子マラソンのレベルが上がってくると
嬉しいなと思います。

男女ともマラソンでは世界と差を離されつつありますが、
今大会を機に少しでも近づくことを期待したいと思います。

日本記録がでたわけですが、内定がでたわけではないので、
名古屋に出場する選手はこの記録を超えられるように
頑張って欲しいですね。

今日のブログはここまでです。

今日も一日が皆さんにとって、素敵な日となりますように。