何をどう伝える?

みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」就職・再就職をサポートする「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの大嶋です。

前回のブログで、「疲れを感じている方も多いのではないでしょうか?」といったことを書いたと思いますが、4月の定着支援をしていて、更に実感しました。皆さんから「不調で1日だけ欠勤しました」「半日で早退してしまいました」「欠勤しなかったけど、辛かった日がありました・・・」などの言葉を聞くことが多かったです。

それと同時に、「職場の方に上手く伝えられなかった・・・」との言葉も。いつも連絡できていますよね?と思いよく聞いてみると、問題は「引継ぎ」でした。

皆さん、勤務年数が増えてくると、任される業務も多くなってきます。なので、自分が欠勤や早退するときなどは他の職員の方へ業務を引き継がなければなりません。

まだ、早退の時は、相手の顔を見て、実際の業務(書類など)を見ながら引き継げるので、何とかなるようですが、欠勤時に引継ぎを電話で行う、となるとかなり難しいようです。

実際にあったことなのですが、電話で欠勤の旨伝え、相手から「引継ぎありますか?」と聞いてくれたそうです。一生懸命説明したのですが、きちんと伝わったかどうかわからなかったそうです。納期など時間的にあまり余裕のない業務もありとても心配になり、結局、時間をずらして何度か職場に連絡を入れ、何とか対応してもらったそうです。その方は結局、全然ゆっくり休めなかったと仰ってました。

引継ぎで重要なのは「いつ」「誰に」「何を頼むか」です。支援でご本人と職場の方との面談に同席した時に、職場の方から「引継ぎは誰に伝えるのか。引継ぎする相手を指定して行うことが大切です」と言われていたのを思い出しました。

勤務する期間が長くなっていくと、その責任も重くなってきます。その時に必要なスキルを見極め、身に着けていきたいですね。大嶋も、先ずは「伝える力」を身につけ、スキルアップを目指したいと思います!