プラスとマイナスの○○
みなさん こんにちは。
就労移行支援事業所「てんとうむし北本」
いつも文章長めの 利用者Mです。
気づけば 7月も半ばを過ぎましたね。
今 巷では 局地的に集中豪雨が続いている地域もあれば、
「Go To トラベル」のキャンペーンの実施の是非が
問われたり、東京都は コロナの感染について最高警戒
レベルを呼びかける事態になっています。
どこを向いても 気持ちがすさんでしまいそうな状況ですが、
今日は こんな時にどう自分の気持ちをコントロールしたらよいのか について、
最近読んだ(まだ読みかけなのですが)本の中から、少しご紹介できたらと思います。
まずは… お話に入る前に、私が得意?の 質問をしたいと思います! (^^)/
“感情”についての質問なのですが、感情には大きく分けて
2つの種類があると言われています。
それは プラス(楽しさや喜びなど)の感情と、マイナス(悲しみや怒りなどの)
の感情と言われていますが、
では この中で 持ってもよい感情は、どれだと思いますか?
私は、この本を読むまでは マイナスの感情は持つべきではなく、
むしろ マイナスの感情を持つことは、とても愚かなことだと思っていました。
ということで、先ほどの答えは…
実は プラスもマイナスも〝両方〟とも 持ってもよい感情だそうです。
(…ちょっとびっくりな結果?では ないですか!? Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
ただ、マイナスの感情は 持ち続けてしまうだけだと あまりいいことはない様です。)
ここで先に ☆今日の要点☆ をまとめると、
・マイナスの感情は、成長の原動力!
(→それ自体が悪いわけではなく、その感情を バネにすることができればよい!
→感情に支配されては×。 感情は、あくまで動機づけの材料)
・では、〝感情のコントロール〟とは?
→一言で言えば、感情を持ったときに 問題行動を起こさないように自制する。
(そのときの感情に左右されて、自分にとっての非日常をつくり出さないこと が大事!)
・感情のコントロールができると… →人間関係が円滑になる
→集中して物事に取り組める(建設的に行動できる) →常に安定した結果が出せる
→人生を充実させることができる=人生に大きな差がつく
・(では逆に)感情のコントロールができないと… →表情が不機嫌になる
→(その人の能力や技能まで、過小評価されてしまう) →人が離れていく
→人間関係を悪化させる=人生を充実できない(損をする)
という流れになりがちだそうです。ならばもし、
マイナスの感情で心が満たされてしまった場合 一体どうしたらよいのか??
→まずは〝(マイナスの感情に限らず)自分の様々な感情を理解することから 始めるのが、
感情をコントロールする第一歩〟だそうです!
例えば、周りの人が自分より とっても優秀に見えてしまって
(本当はそうではない状況でも… ありますよね。とにかく、
隣の芝生が青く見えて仕方ない⤵ ((+_+)) みたいな時。。)
劣等感とか、嫉妬心で満たされてしまったとき。
その気持ちを、「あぁ 自分はこんな気持ちになってしまって醜いなぁ。
こんな自分は嫌いだ。」と思うのではなく、
マイナス感情を持つことがあるのは当たり前と まず認めた上で、
その感情に支配されず 今できることを冷静に見つけて実行する
(→感情をコントロールするための動機づけの材料に 上手く変えられる)
と 不思議と道がひらけて、人生を充実させることができるそうです♪ (*^^*)
なので、今のこの状況に不安を抱えている人は たくさんいると思います。
もちろん、私もその一人です。「いつまで コロナ禍は続くのか?」
「こんな状況で、障がいのある自分が 本当に就職なんてできるのだろうか?」など。。
でも多分、その答えは 誰にもわからないんです。
…不安になること自体は、決して悪いことではなくて、不安だからこそ
今の状況(感情)を変えるために、できることをする。
周りのみんなが合格している試験に 自分も合格できるかとても不安な時、
その感情で満たされて 何も手につかなくなる前に、
まずはその感情を勉強するための材料にしよう! と考えてみましょう。
そうすれば 不安にさいなまれて勉強できず 試験に不合格になるより、
最善を尽くしても 不合格になる方が、結果が伴わなくても
それは自分にとって後悔にはならないのではと思います。
どんな状況でも 同じ感情を保つことは、とてもむずかしいと思いますが
日頃から 自分の様々な感情を認めながら、次へ進むエネルギーに変えられると良いですね!! (^_-)-☆