「サービス管理責任者基礎研修」を終えて

皆さん、こんにちは!
障がいをお持ちの方の就労を支援する事業所「てんとうむし北本」スタッフの渡辺です。
9月22日の演習2日目を終了し、2カ月間にわたる「サービス管理責任者基礎研修」を無事に終えることができました!
本来は対面で5日間行われる研修なのですが、コロナ禍の影響のため、今年もオンラインによる研修となりました。
7月24日~8月31日までが基礎および専門講義(約17時間の動画視聴、動画内容に関する課題および課題提出)、
9月1日~9月20日までが演習事前講義(約2時間の動画視聴および演習事前課題および課題提出)、
研修最後の仕上げとなるZOOM演習が9月21日~22日の2日間行われ、私自身にとってはかなりハードな研修となりましたね。
長丁場となる研修でしたので、期間中は体調の維持管理に努めまていました。

                                                       
サービスを利用される皆さんは、定期的に実施される担当者会議や個別支援計画の作成にかかわるモニタリング等において、
サービス管理責任者に接する機会がありますので、サービス管理責任者の存在はご存じと思いますが、その役割について
簡単に説明させていただきますね。

サービス管理責任者の役割とは、以下の通りになります。
①サービスを提供する事業所の利用を希望される利用者さんの特性や状態を詳細に聞き取りし、それに合わせた個別支援計画を
 立案して計画書を作成する。
②個別支援計画に基づく支援が適切に行われているかをチェックする。
③サービス利用に関わる関係機関との連携ならびに調整を行う。
④現場スタッフへの助言や指導を行う。

いかがでしょうか。
簡単にまとめた内容からも、かなり重要なポジションであることがお分かりいただけると思います。
皆さんの目標とする就労を航海にたとえるなら、個別支援計画書が羅針盤となりますので、その責任はかなり重大であると言えます。
個別支援計画書が適切に作成されていなかったとしたら、利用者さんがサービスの利用を途中で断念せざるを得ない状況になり兼ねませんからね!

研修を通して講義および演習の中で繰り返し述べられていたことは、ケアマネジメントプロセスにおいては、利用者さんが常に主体であることを
忘れてはならないということでした。
利用者さんが主体であることを忘れてしまっては、利用者さんが本当に望んでいるサービスの提供は実現できませんからね!

サービス管理責者の有資格者の元で一定の実務を経験し、その後に実施される実務研修を修了して資格取得となります。
資格取得まではまだ道半ばですが、サービスを提供する側として、利用者さんが常に主体であることを忘れず、利用者さんに安心して
サービスを利用していただけるよう、心を新たにして支援に取り組んで参ります!
利用者の皆様、これからもよろしくお願いします!

                             
本日もご覧いただきありがとうございました!