「おばあちゃん…」
みなさま、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの持田です。
先週末、私は母方の祖母に会いに行きました。
祖母に会うのは数年振りでした。
祖母は現在、福祉施設で暮らしています。
施設を訪れた時、祖母は昼食中でした。
94歳ではありますが、自力で食べていました。
但し前日、あまり眠れなかったらしく、
眠気と闘い?ながら、目をつぶったまま、
黙々食べていました。
びっくりするといけないので、
食事が終わるまで、声掛けは控えました。
一緒に同行してくれた叔母さんが、
私を紹介してくれましたが、最初、
祖母は私のことが分からなかったようです。
しかし記憶が蘇ったのか、
祖母は「よく来てくれた。嬉しい…」
と言ってくれました。
「〇〇(私の名前)はいくつになったんだ?」
と聞かれました。
しばらく話をした後、祖母はまた、
「〇〇はいくつになったんだ?」と、
何度も繰り返し聞いてきました。
祖母の言葉で、周りがすっかり「和み」ました。
突然、祖母は私に言いました。
「おこづかい上げられなくてごめんね」と…
「こづかい」なんてもらう歳でもないのですが、
とても嬉しく、胸がいっぱいになりました。
「また来るね、おばあちゃん」
「おばあちゃんも、(私の)家に来てね!」
私は何度も祖母に言いました。
祖母も私に言いました。
「元気になったら、(私の)家に行くからね」
帰ろうとすると、祖母は目を大きく開けて、
立ち上がろうとしながら、
手を何度も振ってくれました。
帰りの道中、私の目には涙が溢れてきました…
「また来るね、おばあちゃん」
また次回のブログでお会いしましょう(^_^)/