オリンピックを観て思うこと

こんばんは。
埼玉県北本市で障がいをお持ちの方の就労を支援する事業所
「てんとうむし北本」桜井です。

本日も高い気温の上に、にわか雨なども降り、
日本の夏らしい日となりましたね。
少し亜熱帯の気候になってきているようにも思えますが…

さて、現在は、ちょうど地球の反対側で、
オリンピックが行われています。
柔道と水泳に始まり、卓球や体操、レスリングなど、
日本の選手の皆さんが大活躍ですね!

画像の説明

競技はもちろんの事、最近、印象に残ったものがあります。
それは吉田沙保里選手のお母様が出演するCMです。
その中の一言で
「私から見たら普通の子ども、
ただ、金メダルを持ってるっていうだけ。」
という言葉が印象に残っています。

オリンピックで活躍するどんな選手も基本的には普通の人。
はじめから特別な才能や能力を持っていたわけではないと思うのです。
あることをきっかけに、その競技の世界に足を踏み入れ、
そこから私たちでは図りしれない努力を積み重ね、
繰り返される怪我や挫折を乗り越え、
あの大舞台に立っているのだと思います。

しかし、私たちにはその過程を目にすることが出来ません。
そんな時、私たちは選手の皆さんが必死の努力で培ってきたものを
「才能」なんていう簡単な言葉で表現してしまうのでしょう。
まるでその人が大した努力をせずに、成功を収めているかのように。

努力の無いところに成果はありません。
結果を出し、成果を出し続けている人がいるとすれば、
それは、それ相応の努力をし続けているということなのです。
周囲に能力が高いと感じる人がいれば、
その人は、それまでに並々ならぬ努力を積み重ねてきているのです。

オリンピックの競技を観戦する時、
その選手たちが積み重ねてきたものを想像しながら、
参加している選手全員が最高のパフォーマンスを
披露できるよう応援してもらえたら、個人的には嬉しいですね。