人と人とが向き合う

こんばんは。
埼玉県北本市で障がいをお持ちの方の就労を支援する事業所
「てんとうむし北本」の桜井です。

本日は、利用者さんの見学・実習先の開拓で、
特例子会社さんを見学させていただきました。
その企業では、障害を持っている方も、持っていない方も、
わけ隔てなく働いており、現場では皆さんが真剣な表情で
業務に取り組んでいました。

対応をしてくださった担当の方の言葉で印象に残っているのが、
「従業員は皆、家族」という言葉でした。
家族だから、職員のことをしっかりと受け入れるし、
一人前に働けるようにしっかり教える。
もちろん一緒に働いて汗を流すし、
時には真剣に叱る時もある。
そんな風に話していました。

こんな話を聞くと、
「古いなぁ」とか「昭和じゃないんだから」とか
思う人もいるかもしれません。
しかし、自分に対してしっかりと向き合ってくれる人がいる、
それって、一人の人間にとってもの凄く尊くて、
大切なことだと思います。

「障害特性とか関係ないんだよ。
こっちが真剣に向き合えば、相手はそれに応えてくれるんだから。」
担当の方はそうも話してくれました。

人と人との関係って、一見複雑そうに見えますが、
重要なのはしっかり向き合おうとする
その姿勢なのかもしれませんね。

そんなことを考えさせられた企業訪問でした。
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