雷⚡への備えと青年の行動力
みなさん こんにちは。
自立訓練(生活訓練)事業所
てんとうむし北本
スタッフの渡辺(裕)です。
今週は急に強い雨が降ったり雷が鳴ることもありました。
急な雷⚡のときには落雷が怖いですね。
屋外や屋内にいるときに気をつけることについて
改めて学んでみました。
傘は金属製のものが多く、雷を呼び寄せやすいので危険です。
側撃雷(そくげきらい)といって、
木に落ちた雷の電流が人に飛び移る危険性があるので
木の下や森の中は避けましょう。
木造建築の軒下での雨宿りも要注意です。
雷が発生している時は、できるだけ高いものから離れ、
開けた場所にいる場合には、姿勢を小さく低くすることが
身を守るために必要だと知りました。
私は屋内にいれば安心なのではと思い込んでいたのですが、
雷が水道管などを伝わって屋内に侵入する可能性もあるので
入浴は避けたほうが良いのだそうです。
また、窓や壁から1メートル以上離れる、
パソコンやテレビの電源を切る、
など屋内でも気をつけることがありました。
知っていれば防ぐことが出来たかもしれない、
と後悔しないように、まずは正しく知ること、
そして身近な人と共有することが大切だと感じています。
みなさまもどうかお気をつけください。

さて、話は日常のなかの一コマに変わります・・・
先日電車で出かけたときのことです。
抱っこひもで赤ちゃんを抱いている女性が
席に座っていました。
斜め前くらいに立っていた青年がスマホの画面を
彼女に見せたあと、しゃがんで彼女の靴ひもを丁寧に結ぶと、
軽く会釈をして次の停車駅で降りて行ったのです。
ほんのわずかな時間だったのですが、
静かに流れるような、なんというしなやかな動きでしょう。
彼の気づきや咄嗟の判断力、
そしてすぐに実行にうつしたその光景が
まさに光のように輝いて映り、脳裏から離れなくなりました。
青年は全く言葉を発していなかったので、
日本人ではなかったのかもしれませんし
別の理由があったのかもしれません。
赤ちゃんを抱いていては自分の靴ひもがほどけていることに
気づいていなかったか、もし気づいていたとしても
かがんで結び直すことはできなかったでしょう。
私は混雑してしている電車移動に苦手意識をもちながら
移動手段として仕方がないので電車を利用しているところがありました。
電車内では多くの人がスマホの画面を自分のために見ています。
青年は人の手助けをするためにスマホというツールを活用しました。
彼の自然な行動を見ることができたことで、
今よりもっといいところ探しをするように
心持ちを変えてみようと思い始めています。
そして<おせっかい>と<気づかい>の違いを考えて
日々行動したいという学びを得ることができました。
