頭の中の天秤
てんとうむし北本 スタッフみなさん、こんにちは。
自立訓練てんとうむし北本の神田です。
前回に引き続き、私が愛読している本の紹介をしたいと思います。
手紙屋 〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜 / 喜多川泰
この本の中で、こんなメッセージが書かれていました。
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『人生は思いどおりにいく』
多くの成功者が座右の銘にする言葉です。
『人生は思いどおりにいかない』
夢を実現できなかった、もっと多くの人たちが感じる人生の教訓です。
私は、あなたに前者になってもらうために、『物々交換』では手に入れることができないものを手に入れる方法を一つご紹介しようと思います。
それは、あなたの頭の中にいつも"天秤”を用意することです。
天秤の片方の皿の上には、あなたの手に入れたいものを載せます。
そして、それと釣り合うものを、釣り合う量だけ、もう片方の皿の上に載せたときに、あなたの欲しいものが手に入るのです。
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私は、この一文を読んでから、自分が達成したいことを目の前にした時に、天秤を思い浮かべるようにしています。
そうすることで、「自分がコントロールできるもの」だけに、集中することができます。
例えば、「誰かのせいでミスをした」と言うことは簡単です。
しかし、それではいつまで経っても、改善が見込めず、私自身の成長が停滞してしまうことに繋がってしまいます。
考え方として、
「〇〇さんがミスをしないように、できることはなかったか？」
「そもそも任せることが正しかったか？」
など、自分がコントロールできるものだけに目を向けることで、やるべきことが明確になり、前に進むことができます。
自分を責める必要はありませんが、私が輝くために、私ができることをコツコツ取り組んでいく。
それ以外に、改善は見込めないと思うのです。
うまくいかないときは、見合った努力ができていなかったと思う。
うまくいったときは、周りに感謝しつつ、自分の努力が正しかったと自分を褒める。
そうやって少しずつ前に進んでいくのが、人生をより良く過ごしていくことに繋がると信じています。
