共感力は高いですか?
みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの渡辺です。
前回のブログ(1月27日付)でほんの
少しだけ共感力について触れましたので、
今回は本題として取り上げてみました。
最後までお付き合いくださいね!
ビジネスやプライベートにおいて他者と
関わる場面ではとても大切な共感力
ですが、皆さんの共感力は高いですか?
共感力には、「情緒的共感力」と「認知的
共感力」の2種類あると言われています。
情緒的共感力とは、他者の感情や情動
を自分の感情や情動としてくみ取る能力
です。
相手の喜びや悲しみを自分のことのよう
に感じて寄り添うことができるため、相手
からは「理解してくれる」、「親身になって
くれる」存在として受け入れられます。
いっぽう認知的共感力とは、他者の感情
や思考を推察して、相手がどのような感情
状態にあるのか何を考えているのかを
理解する能力です。
相手の立場や行動を理解し、相手が何を
求めているのかを推測して対応することが
できますので、特にビジネスの場で求めら
れる能力です。
どちらも大切な能力ですので、どちらか
一方が強すぎてもダメなようです。
情緒的共感力が強すぎると「相手に寄り添う
ことはできても、相手が考えていることや本当
に求めているものを理解することができない
、感情移入し過ぎてしまう」ことになりますし、
認知的共感力が強すぎると「相手の考えている
ことや求めていることは理解できるが、温かく
相手に寄り添うことができず、押しつけてしま
う結果になる」ことになりかねません。
能登半島地震で被災された多くの方々が
今なお不自由な避難生活を余儀なくされて
いますが、被災地支援で求められるのも2つ
のバランスの取れた共感力だと思われます。
被災者に寄り添うことは当然のことながら、
物資を始めとして画一的な支援ではなく、
避難されている現場に合わせた支援が必要
であることは言うまでもありません。
私が働く支援の現場でも事情は同じであると
考えます。
これからも利用者様に寄り添いながら、利用者
様が本当に希望されるサービスを提供できる
ようアンテナを高くして業務を行ってまいります!
本日もご覧いただきありがとうございました!