世界陸上閉幕

みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの長岡です。

暦の上では、とっくに秋になっているはずですが、
まだまだ暑さが続いていますね。
暑さに気を付けて行きましょう。

さて、先々週の土曜日からハンガリーの首都ブタペストで、
世界陸上が開催されていた世界陸上がついに閉幕しました。

時差が7時間あるため、多くの試合を見ようとすると
少々睡眠時間が不規則になりがちでしたが、
毎日、見ごたえのある試合が続いていたために、
気持ちはとても充実しています。

私は、どの種目も好きなのですが、その中でも学生時代に
行っていた中長距離(800m~1500m)の試合には、
熱が入ります。

その種目では、日本人選手が女子1500mの一人だけなので、
日本ではマイナーな印象が拭えないというのが現状です。

それでも、選手たちのラストスパートやそれに繋がる駆け引きは
見た人にしか伝わらないものがあります。

中長距離に限らず、周回種目の場合には、最後の一周が一番速いということが、
多々あります。

レベルは違えど、同じ種目を経験した立場からすると、
とても信じられない印象があります。

例えば10000mのレースでは、最後の400mを男子では速い選手では55~56秒、
女子選手では60秒くらいで走ります。

50m走に換算すると男子が7秒を切るくらい、女子では7.5秒で駆け抜けていく
イメージになります。

みなさんは、学生時代の50m走の記録って覚えていますか。
もし覚えていたら、比較して頂くと彼ら・彼女達が如何に
速いのかが、伝わると思います。

必ずしも全員が全員そのスピードで最後の一周を走れるわけではありません。
スピードに自信が無い選手は、早めにスパートをかけスピード自慢の選手たちを
揺さぶっていきます。

ラストに至るまでの駆け引きやラストスパートの競り合いのどちらも
面白いので、興味がありましたら是非ともご覧ください。

中長距離は、ヨーロッパでは、人気種目なのでとても競争率の高い競技ですが、
日本ではまだまだなので、
来年のオリンピックや再来年の東京での世界陸上に向けて、
新しい選手たちがどんどん出て欲しいなと思います。

毎日盛り上がりっぱなしの9日間でした。
選手のみなさんに多くの力をもらった期間でもありました。

私も彼らの頑張りに負けないように、これからも一歩づつ日々精進して参ります。

今日一日が皆さんにとって、良い一日となりますように。