焼かない陶芸に挑戦

みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの原です。

先日、てんかつで「焼かない陶芸」にチャレンジしました。

オーブンで焼く粘土は、作ったことがあるのですが、
「焼かない」のは、初挑戦!

どんなてんかつになるのか・・ドキドキでした。

自分で試しを作ったところ、小さなサボテンの鉢カバーが簡単に出来たので、
作りやすいかな?と思い皆さんに説明しました。
しかし、いざ皆さんに投げかけたところ、
何の躊躇もなくそれぞれに粘土をこね始めサクサクと形にしていったのです。
それぞれの作品を作り始めている様を見ながら、
凄いなあ~と、ただただ感心してしまいました。

お香立てを作ったり、好きなゲームのキャラクターを作ったり

造形している間しゃべることなく無心で粘土をこね、作っては壊し。
作った作品を丁寧になぞり滑らかにしてみたり・・ 皆さん、「職人」のようでした。

皆さんが、無心だったかどうかはわかりませんが、静かに作品と向き合う時間だったことは間違いありません。

私も何か作りたくなってしまい、丁度 ある利用者さんが、柿の種を入れるお皿を作っていたので、
柿とピーナッツを作って付けちゃいました((笑))

大人になって、粘土遊びなんて、なかなか機会がないと思います。
でも実は、「感覚統合」という脳の働きを刺激するといわれています。
私たちには、五感と呼ばれる視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚があります。
それ以外にも体の動きを感じる(前庭覚)、筋肉の状態を感じる(固有受容覚)とがあります。
この感覚によって外界(環境)と自分の体の状態を脳で感じ取り、その情報に合わせて身体が自由に働くのです。

粘土は、この五感を大いに刺激します。

粘土を触ることが苦手な方は難しいかもしれませんが、
昔より扱いやすいので、機会があったら是非チャレンジしてみてくださいね!!