就職のご報告とお礼

利用者のY.Hです。初めてブログの投稿をします。

突然ですがお陰様で5月からの就職が決まりました。
これまでてんとうむしグループで本当にお世話になったので
その軌跡をご紹介できればと思います。

私は40歳になるまで自分の障害に気が付かず、大変厳しい社会生活を送ってきました。みんなと同じように働けない、「なんて自分は無能で甘いのだろう」とずっと考えていました。

ある時何かで発達障害のことを知り、精神科の先生に発達障害のテストをして欲しいとお話したのが始まりです。結果は散々で見事な発達障害でした。

そこで自分の障害、今までの人生を見つめ直し、出会ったのがてんとうむし上尾でした。13か月間お世話になり、スタッフの皆さん利用者の皆さんに支えられながらPCや軽作業などの訓練に励みました。少しずつですが自分の存在価値や自己肯定感が出てきたところで、とある特例子会社さんに就職が決まりました。その後もてんとうむしで手厚い定着支援をしていただきましたが残念ながら私はその会社さんとはどうしても合わず、僅か3か月で退社してしまいました。

「障害者枠でもうまくいかないのか・・」そんな思いを抱えながら戻ったのが開所したばかりのてんとうむし上尾駅前でした。こちらでも出戻りの私を本当に暖かく迎えてくれました。

スタッフの皆さんのサポートに支えられながら訓練をし、職場実習ではてんとうむし北本に来させていただき、スタッフさんのお手伝いもさせていただきました。北本でも本当に暖かく迎えていただき、お仕事の手ほどきを受けました。

利用者と支援者の両方の視点で障害者福祉とは、仕事とは何かを振り返るのにとても良い経験になりましたし、自己肯定感や自信もついたと感じています。

訓練をしながら就職活動も進め、無事内定を得ることができました。

5月から再スタートです。自身の障害への理解、自己肯定感を得ることができたのでこれからの社会人人生、がんばれそうです。

自分の障害特性を更に理解し、お仕事との距離を上手にとることで永く勤めることが当面の目標です。

最後になりましたがてんとうむしグループの全てのスタッフさん、利用者さんに感謝を述べたいと思います。本当にお世話になりました、ありがとうございました。

このご縁を大切に、頑張りたいと思います。