精神障害者の就職活動
こんにちは。利用者の H. T. です。
うつ病を抱えながら通所訓練をおこなっております。
今回は2回目のブログになります。
なんだか気温が安定しない日々が続きます。調子を崩さないように注意したいところです。
ここしばらくは、訓練と並行して再就職活動を行っていました。
おかげさまで、就職が決まり、来週から働くことになりました。
病状が苦しいときに助けてくれた主治医の先生
親身になって相談にのっていただいた代表やスタッフの方々
一緒に訓練に励んだ利用者の方々
自分にあったいろいろな職場を紹介していただいたハローワークの方々
その他の支えてくださった皆様方に
この場を借りて感謝を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
さて、ここからは精神障害者の就職活動を通じて感じたこと・思ったことを
つらつらと書き連ねていきたいと思います。
いろいろ再就職活動をしているうちに感じたこと・・・
それは、精神障害者の就職にあたり、雇用側が働いてもらう、
あるいは求職者側が働く、というイメージをお互いが持てるか、
ということが大変だなあと感じたことでした。
精神障害は目に見える病気ではありません。また人によって病状が異なります。
つまり、精神障害者の雇用において、よほど慣れている企業でなければ、
実際に働いてもらう、というイメージが持ちにくいと思いますし、
求職者側もどう働くか、精神障害特有の配慮が受けられるだろうか、
病状が再発・悪化しないだろうか、といった不安があります。
この辺のギャップを応募書類や面接だけで詰めていくのは
なかなか難しいものがあります。
てんとうむし北本では、企業からの職場実習の切り出しを行っており、
(安定して通所・訓練できることは前提として)実習の機会をうまく利用できれば、
働く・働いてもらうというイメージを持ちやすくなるのでは、と思います。
実際、実習を通じて就職される利用者の方も多いようです。
あとは・・・
うつ病など調子に波がある精神障害は、なかなか企業に配慮を
お願いしづらいところもあると思います。
(私の性格的な問題もあるかもしれませんが)
例えば、目に見えない精神的な不調で休みたい、とは周りの信頼を損ねそうでなかなか言いづらい。
配慮をお願いしやすい状況を作るための心がけとして・・・
自分の病気についてしっかり把握し、周りの理解が得られるようこちらから働きかけたり、
調子のいいときはしっかり働いて、普段から信頼関係を築いておく、といったことも
必要になってくるでしょう。
最後に・・・
まだまだコロナ情勢等、先行きが見えない状況が続きます。
私は、まだスタートラインに立ったにすぎません。
ほかの利用者の皆様も、来るべき時のために、体調管理・通所・訓練等、
お互いに頑張りましょう。