音楽が心と身体に及ぼす効果!

みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの渡辺です。

音楽なんて聴きたくないという人はかなりの
少数派ではないでしょうか?
皆さんの多くが、その時々の気分によって
音楽を聞くことで、癒されたり、気持ちを
高めたりしていることでしょう。

                      
先日NHKのドキュメンタリー系番組を見たのですが、
番組中に記憶障害が進行するアルツハイマー型
認知症患者の治療に音楽を取り入れることで、
かなりの効果をあげているという場面がありました。
我々の脳に備わっている音楽記憶ネットワーク
なるものが効果の要因のようです。
記憶障害が進行する2人の70代の男性患者が、
10~20代の頃に聞いていた曲を聞きながら、
歌詞を見ずに歌っている場面を見た時は、
思わず感動してしまいましたね!
そこで、本日のテーマである音楽が心と身体に
及ぼす効果について調べてみました。

古くから、音楽が人々の心と身体に深い影響を
与えていることはわかっていましたが、近年の
研究によって、その影響が科学的にも裏付け
られつつあるようです。

心理的な影響
音楽は、脳内の神経系統に直接作用し、感情
や気分を変化させることができます。
例えば、リラックスしたいときには、ゆったり
としたテンポの音楽や自然の音がストレスを
和らげ、心を落ち着かせます。
これは、心拍数や血圧の低下をもたらし、
身体全体にリラックス効果をもたらすことが
知られています。
また、音楽には喜怒哀楽を調整する効果が
あることも知られています。
悲しい気持ちを抱えているときには、共感
できる曲を聴くことで心の痛みを和らげ、
希望を見出すきっかけになることは皆さん
も経験があることでしょう!

身体的な影響
手術中の患者に音楽を流すと、麻酔や薬の
使用量が減少し、手術後の回復が速まること
が確認されています。
これは、音楽が自律神経を調整し、免疫機能
を強化すると考えられているようです。
また、先述したように高齢者や認知症患者に
対する音楽療法の効果も近年注目されている
ようです。
記憶や認知機能の改善につながるだけでなく、
音楽が日常生活の質を向上させることができる
とのこと!

                     
私自身日々音楽を聞きながら癒されていますが、
これからも人生の良きパートナーとして音楽に
触れていきたいですね!

本日もご覧いただきありがとうございました!