認知バイアス:思い込みによる非合理的な判断
みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」スタッフの渡辺です。
皆さんは、「認知バイアス」という言葉を聞いた
ことがありますか?
「バイアス」とは、「偏り」や「偏見」、「先入観」
という意味を表す言葉です。
「認知バイアス」とは、経験や先入観、価値観
などによって、論理的な思考が歪められてしまう
心理的な傾向を指します。
私たちの思考は、常に合理的な判断をしている
わけではありませんね。
過去の経験や思い込み、感情などに左右され、
誤った判断をしてしまった経験は皆さんもある
のではないでしょうか?
かく言う私も、認知バイアスによって数々の誤った
判断をしてきた過去を待っています(汗)!
代表的な認知バイアスは、以下のとおりです。
①確証バイアス
自分の意見や信念を裏付ける情報ばかりを
集めてしまい、反対意見を無視してしまう。
②正常性バイアス
危機的状況に置かれても「自分は大丈夫だ」
という思い込みから、不都合な情報を無視したり、
過小評価したりする。
③バンドワゴン効果
大勢の人が選択している判断は、個人の判断より
も正確であると思いこんでしまうこと。
SNSのマーケティングにおいてインフルエンサー
が勧める、多くの「いいね」をもらっている商品ほど
良い商品であると認識して購入してしまう。
認知バイアスを回避するにはどうしたら良いでしょうか?
回避方法をいくつか取り上げてみますね。
①多角的な視点から物事を見る
異なる立場や意見を取り入れて、視野を広げる。
②自分の思考を客観視する
自分の考えや判断に偏りがないか、常に意識的に
確認する。
③情報を鵜呑みにしない
情報源の信頼性を確認し、批判的に考える。
④自分の感情に振り回されない
感情に流されず、論理的に考える。
⑤専門家に相談する
自分の判断が適切かどうか、専門家に助言を求める。
認知バイアスは、私たちの日常的な思考や判断に
大きな影響を及ぼしています。
認知バイアスを完全に回避することは難しいですが、
その存在を理解し、適切な対策を講じることで、
認知バイアスの影響を最小限に抑えることはできる
と思います!
本日もご覧いただきありがとうございました!