珈琲の抽出法について

皆さん、こんにちは!
障がいをお持ちの方の就労を支援する事業所「てんとうむし北本」スタッフの渡辺です。
昨年12月13日付けのブログの自己紹介で、無類の珈琲好きであることを紹介させていただきましたが、
本日はマイ器具を使って珈琲の抽出法についてお話しをしていきたいと思います。
珈琲好きの皆さん!普段どのような抽出法で珈琲を楽しんでいますか?

珈琲の抽出法には、
①透過式
②浸漬(しんし)式
と呼ばれる2種類の方法があります。

初めに透過式ですが、一般的に広く使われている抽出法です。
ドリッパーと呼ばれる器具の中に珈琲の粉をセットして、90℃前後のお湯を注いで抽出します。
ドリッパーには数種類の素材がありまして、素材ごとに抽出の仕方が変わってきます。
まずは陶器製や樹脂製のドリッパーですが、紙製のフィルターを中にセットしてから珈琲の粉を入れ、お湯を注いで抽出します。
雑味が少なくスッキリした癖のない口当たりが特徴のため、万人向けといえる抽出法ですね。
こんな感じです。

次にネルドリッパーとよばれる布製のフィルターを使ったドリッパーを使った抽出法ですが、紙のフィルターよりも目が粗いので、
珈琲オイルが多く抽出されやすく、まったりとした柔らかい口当たりが特徴ですね。
珈琲が好きなひとは、ネルドリップ式を普段使いにしている方が多いようです。
こんな感じです。

続いては、直接珈琲の粉を入れたセラミック製のドリッパーを使った抽出法です。
ドリッパーとフィルターを兼ねた器具で、やはり珈琲オイルが多く抽出され、まろやな味わいが特徴の抽出法です。
こんな感じです。

透過式の最後はステンレス製のドリッパーを使った抽出法です。
こんな感じになります。

このドリッパーもドリッパーとフィルターを兼ねた器具で、珈琲オイルが抽出され、やや苦みや酸味が強い味わいが特徴です。

次に浸漬(しんし)式についてですが、珈琲の粉を一定時間(3分~4分)お湯に浸して抽出する方法です。
浸漬式で一般に知られているのはサイフォンを使った抽出法ですね。
昔の喫茶店には、どのお店に行っても置いてあったのを思い出します!
こんな感じです。

最後にフレンチプレス式と呼ばれる抽出法のご紹介です。
使用する器具はこんな感じになります。

紅茶を淹れる際にも使われている器具です。
初めてこの器具を使って珈琲を淹れた時は、いつも使っている豆でしたが、全く別の豆を使って淹れたかのような味わいに衝撃を受けたのを覚えています!
珈琲オイルがたっぷり抽出され、珈琲の味の要素となる「苦味、酸味、うま味」もストレートに抽出されるのが特徴です。
珈琲好きな自分としては好きな抽出法のひとつですが、苦味が強いので好みは分かれると思います。

これからも定期的に奥深い珈琲の世界を紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
本日もご覧いただきありがとうございました!