旅立ちに向けて
みなさんこんにちは。就労移行支援てんとうむし北本利用者のFっこです。
3月は卒業、旅立ちの季節ですね。皆さんは卒業といえばどんな曲を思い浮かべますか?
『仰げば尊し』 『贈る言葉』 『巣立ちの歌』 『旅立ちの日に』など・・・学生時代に歌った方も多いのではないでしょうか。
私自身の卒業式は小中高と『旅立ちの日に』を歌ったのですが、もう一つ、心に残っている曲があります。
それは、『虹(森山直太朗・御徒町凧作詞作曲、信長貴富編曲)』です。
これは前職(中学校教員)で卒業式に向けて子どもたちが毎年のように練習し、歌っていました。
合唱曲『虹』の歌詞の一部にこのような言葉があります。
僕らの出会いを 誰かが別れと呼んだ
僕らの別れを 誰かが出会いと呼んだ
私はこれまでに別れ、特に病気になってからは多くの別れをしてきました。
・夢だった教職の道との別れ
・一緒に仕事を頑張ってきた同期との繋がり
・貴重な20代という時間
しかし、出会えたものもあります。
・仕事以外の生き方
・自分を大切にすること
・私を支えてくれる本当の友人や、支援機関の方々
・新しい仕事
病気になったことは良かったとは思っていませんが、病気にならなければ出会えなかった、見ることのできなかった景色があるから、今までのことに恨みや悔いはありません。
私は3月末で、てんとうむし北本を卒業し、4月から新しい職場で新しい道を歩みます。
きっとこれからも多くの苦難や別れがあると思いますが、悲しみや別れの分だけ新しく出会うものがあり得るものもあると私は知っているので頑張れます。
今まで支えてくれた皆様、ありがとうございました、そしてこれから出会う皆様よろしくお願いします。
