感謝の循環

みなさん、こんにちは。
埼玉県北本市の「障がい者福祉施設」
就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」
「てんとうむし北本」代表の長岩です。

今週は春らしい晴天が続くようですね。
先週末は少し肌寒かったですが。

さて、先日、事業所での講座では少し
お話をさせていただいたのですが、
今日は「感謝の循環」について
書かせていただきます。

ちょうど一週間前の話なのですが、
就職が決まった方の勤務初日に同行した
帰り、さいたま新都心から電車に乗り
車を置いてあった桶川駅で下車しました。

後ろから、走っている足音が聞こえたので
エスカレーターでよけぎみに左に寄るとその人が、
「これ落とされましたか?」
と私の長財布を持っていました。

よくやるのですが、カバンをきちんと
閉めない状態で、リュックのように
しょってしまうので、歩きながら落として
しまったようです。

現金だけでなく、カードも数枚入っていたので、
落としていれば、それを停めたりけっこう
大変な作業になるところ。

本当に助かったので、感謝の言葉を
お伝えしました。
桶川駅の改札を出たところで、再度
お礼を言っておこうと、後ろを振り返った
のですが、その方の姿は見当たりませんでした。

その時は深く考えもしなかったのですが、
車に乗り事業所に向かう途中でふと思いました。

あの人は、もしかしたら電車の中で私の
財布を拾って、自分の下車駅ではなかったのにも
かかわらず、降りて追いかけて渡してくれたのか?

私に届けたあと、再度ホームに戻り、
1つ後の電車に乗ったのだと思えて
仕方ありませんでした。

感謝の気持ちがさらに増し、お礼を言いたく
なりましたが、時すでに遅し。

でも、その時思いました。
「感謝の循環」をしようと。

具体的に言いますと、他のどなたかに感謝される
行動を取ろうと思いました。

話はかわりますが、一昨日の土曜日は
都内まで出かけてきました。

ある会で、スピーカーの依頼があり、
約1時間お話をしました。
ほとんどが会社の社長さん、もしくは
事業をしていらっしゃる方がです。

会場に十数名、こんな世情なので、
リモートで十数名いらっしゃいました。

こんな私の話でいいかとも思いましたが、
基本的には頼まれたら断らず、出来る範囲で
全力を尽くすことをモットーにしています。

配布資料もパワポも用意せず、約1時間全力で
お話をさせていただきました。
最後に質疑応答の時間も設けましたが、
たくさんご質問もいただけました。

質問がないと話がつまらなかった。
もしくは、聞きたい内容ではなかったという
基準にしています。あくまで個人の指標です(笑)

そして、会が終わり、講演謝礼(数万円)と交通費
の受け取りをを「辞退」させていただきました。

元々謝礼を受け取る気はありませんでしたが、
「感謝の循環」になればという思いもあり、
辞退させていただきました。

最後に、今日の1枚ですが、先週応援に行った
「熊谷ラグビー場」がらがらで少し寂しかったですが、
一番好きな選手のプレーが目の前で観れました。

その選手のキック直前の1枚です。
それと、競技場で配られたお弁当です。