宿坊体験

みなさん、こんにちは。
「就労移行支援事業所 てんとうむし北本」の利用者Y.Tです。

蒸し暑い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか。
梅雨も明けたので、これから本格的に暑い日が続くと考えただけでぐったりします。

今回は、10年以上前になりますが、宿坊に行ったときのお話をしたいと思います。
宿坊とは、お寺や神社の参拝者が泊まることのできる宿泊施設です。
私が行ったのは秩父にある「大陽寺」というところです。
2011年のデータですが、日本経済新聞(日経プラスワン)にて全国の宿坊ランキング1位になったそうです。
私はお寺や仏像に興味があり、宿坊にも行ってみたいと思い立ち、一人で行ってきました。

宿坊では、写経や座禅を体験したり、法話を聞いたり、ゆったりとした時間を過ごしました。
近くに民家もないため、夜は星が綺麗に見え、流れ星を見ることもできました。
自然豊かな環境のなか、朝食に縁側でいただいた精進料理のお粥はとてもおいしかったです。

大陽寺は、ホームページにも「脱デジタル滞在プラン(半径2㎞携帯電話圏外)」とあるように、スマートフォンが通じません。
今は何でもすぐにスマートフォンで調べられる便利な時代ですが、いかに自分がスマートフォンに依存した生活をしているかが身に沁みました。
他の参加者の方と「帰りのバスの時間調べますね」「あっ!圏外だった」などという会話を繰り返したのを覚えています。
究極のデジタルデトックス体験でした。
帰りの電車でスマートフォンを早速使ってしまったことは、今でも悔やまれます。

私は9月に行ったのですが、山の上なので気温が低く、ダウンジャケットを持参されている方もいました。
(2か月ほど季節が進んでいるとのことで、紅葉が始まっていました。)
もしご興味がある方は、暖かい服装を持参されることをおすすめします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。