学びが増えました!
自立訓練(生活訓練)てんとうむし北本のスタッフ、
障害がある家族と暮らす野口です。
今日の北本は、晴れて良い天気になりました。陽が当たっているとところは暑いですが、日陰は少し涼しく感じます。やっと秋らしい気候になってきたことを実感しています。
さて、そんな秋をもっと身近に感じたいと、利用者さんと近隣の散歩に行ってきました。
行ったところは、北本1丁目さくら公園と天神社、多門寺です。
事業所を出発し、北本1丁目さくら公園に向かいました。公園の前のお宅の庭一面にコスモスが咲いていました。
北本1丁目さくら公園は、その名の通り桜の大木がありました。きっと春にはきれいな桜が彩を添えてくれるのでしょう。
公園の中を抜けて天神社に向かいました。まずはベンチで休憩。天神社の境内には、大木がたくさんありました。かやの木もあり、かやの実が落ちていました。大きなイチョウの木もあり、紅葉の頃にまた見に行きたいです。
天神社の隣にある多門寺には、埼玉県指定の天然記念物、無患樹(むくろじ)があります。とても大きな木で、ちょうど実がなっていました。
俳句を少しやっているので、歳時記の中の無患子(むくろじ)は目にしていたのですが、実際に木と実を見るのは初めてでした。
手を伸ばして無患樹の実を触ってみたら、思ったより硬かったです。無患子の実は硬くて黒いので、正月遊びの羽根つきの羽の黒い球の部分になるそうです。
お正月の「羽根つき」を調べたら、無病息災を願い、一年の邪気を「はね(羽根)のける」という意味を込めて行われる伝統的な遊びで、羽根に無患子(ムクロジ)という実の種が使われていることから「子どもが患わない」という縁起の良さに由来し、子どもの健やかな成長と無事を願う意味合いが含まれているのだそうです。
最近は、羽根つきを見ることはほとんどなくなりましたが、正月遊びには意味があるのですね。
また一つ学びが増えました。
今日の自立訓練てんとうむし北本のプログラムは、「憲法について考えよう②」をテーマにしたグループワークを行いました。難しい内容もありましたが、皆さん真剣に考えていました。今日もまたひとつ学びが増えました。
写真は、多門寺の無患樹です。
