大混戦 MOTO GP‼

みなさん、こんにちは!
障がいがある方の就労を支援する事業所「てんとうむし北本」スタッフ石原です。

9月に中旬に入りましたが、少しずつ秋の気配が出てきていますね。「てんとうむし北本」のある
北本市も朝、晩は涼しいと思う事も多くなりました。

さて今日のブログは久しぶりに趣味ネタを書きたいと思います。
以前このブログでオートバイの最高峰レースのMOTO GPのチャンピオンライダー、マルクマルケス
の事を書きましたが、前回の転倒の怪我は思いのほか重症だったようで、残念ながら今までのレース
は全て欠場となってしまいました。

昨年までの絶対的なチャンピオンが不在となり、今年のMOTO GPは近年になく初優勝をしたライダー
が多々生まれています。しかも、オートバイメーカー直属のチームで優勝したのはたった2名で、
殆どがサテライトチームのライダーが優勝するというとても面白い状態となっています。

中でも今年大躍進を見せているのが、オーストリアのオートバイメーカー 「KTM」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

KTMはオーストリアのバイクメーカーで、日本に輸入されたのも多分10年ぐらい前からという
新興のメーカーです。ただ、KTMの特徴としてオートバイの重要な部分のフレームをパイプ
で作る「パイプフレーム」を採用しています。これはKTMだけが取り入れています。

MOTO GPクラスに参戦を始めたのは2017年、もともとはモトクロス等オフロード系に強い
メーカーだったのですが、2003年からロードレースに参戦。小排気量クラスのGP125 その後
MOTO3にワークスチームとして参戦、満を持してMOTO GPにステップアップしました。

参戦開始当初、成績は振るわず中々好成績を収める事は出来ませんでした。
しかし、以前マルケスのチームメイトでHONDAワークスライダーだったダニ ペドロサが
2019年よりテストライダーとしてKTMと契約。昨年1年で飛躍的に開発が進みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにペドロサはヘルメットは日本のARAI製、侍スピリットが好きで上の写真のヘルメットには
侍の文字がデザインされています。

そして2020年、ついにKTMはMOTO GPクラスで初優勝を飾ります。
第4戦のチェコGPでKTMワークスチームが優勝を飾りました。
しかも優勝したのはブラッド ビンダーという若い将来有望のライダーでした。

マルケスがいなくなって、まさかKTMが優勝するとは思いませんでしたが、MOTO GPの良い
所はメーカー格差をなくすため、救済措置として色々なルールがあり、今年はKTMにとって
優勝出来るチャンスが大いにあるシーズンでしたので、マルケスが居ないとは言え優勝出来た
事はMOTO GPにとっても、とても良いニュースだと思います。

その後もKTM テック3というサテライトチームが優勝を飾り、KTMはなんと今季2勝‼

全く予測が付かないシーズンとなっております。
今年のチャンピオンは誰になるか・・・・全く予測が付きません。
だから・・・・自分は毎戦楽しみで仕方ありません(笑)

長文失礼いたしました。