大きな壁を超える経験を積む

みなさん、こんにちは。

自立訓練てんとうむし北本の神田です。

前回に引き続き、私が愛読している本の紹介をしたいと思います。

手紙屋 〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜 / 喜多川泰

この本の中で、こんなメッセージが書かれていました。

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大人は若い人たちに「大きな夢を持ちなさい」とよく言います。
若い人たちは、言葉どおり自らの人生の中で何度か大きな夢を持とうとします。
そして、大部分は失敗します。
そのうち「大きな夢を持っている」と公言するのを恐れるようになります。
失敗して他人から嘲笑されることを恐れるから、自分でも成功する自信をなくすから、と理由はさまざまです。
でもそれは、大きな夢を持つときに必要な覚悟が初めから欠如しているからだと私は思うんです。

大きな夢を持つということは、大きな壁を乗り越えなければいけないことと同義です。

誰よりも大きな夢を持つ人は、誰よりも大きな壁を何度も何度も乗り越えなければそこに到達することはできません。
ところが、「大きな夢を持て!」と言われた若者は、「ハイ、そうですか」と言われたとおりに夢だけを持つ。
けれども、夢を持った瞬間に現れる大きな壁を越える覚悟はできていないんです。
わたしは、若い人たちに「できるだけ大きな壁を、たくさん超える生き方をしなさい」と言ってあげたほうがいいと思うんです。

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私は夢の大小に関わらず、夢を持つことは素晴らしいと思っています。
一方で、キラキラした部分だけを見せるのではなく、泥臭く苦難を乗り越えなければ達成できないという現実も伝える責任を感じています。

私自身は、まだ成功を収めてはいませんが、できる限り大きな壁に日々挑み続けています。

その姿勢をみて、多くの人に勇気や、力を与えていけたらと思っています。

この投稿をもって、私の発信は終わりになりますが、今まで見てくださった方が、どこかで私を見た時に少しでも出会えてよかったと思っていただけるように、歩みを止めません。

今までありがとうございました。