光陰矢のごとし

みなさん、こんにちは 埼玉県北本市の
「障がい者福祉施設」就職・再就職をサポートする
「就労移行支援事業所」「てんとうむし北本」
スタッフのの田中正裕です。

いよいよ暖かくなり、汗ばむ日もありますね。

北本駅前やあちこちの桜が散り始めています。でも、
もうしばらく私たちを楽しませてほしいです。

先日は亡き父の一周忌の法要でした。1年があっとい
う間にも感じますし、長くも感じるおかしな気持ち
になりました。

当日は兄姉とその家族が集まりました。
お互いの都合やコロナ禍で、会うことが減ってしまっ
た兄姉ですが、父が集まる機会を作ってくれました。

私は方丈(住職)様による法要になると、毎回安心
した気持ちになります。

20年ほど前母親が亡くなる前までは、お墓は怖い場所の
ような気持ちになりました。でも今は、お寺に来ると心
が清らかになり、気持ちが落ち着きます。

ひと通りの法要が終わった後、方丈様がお話をされます。
方丈様は、曾祖母、母、父と法要をしてくださった方で、
同じ新潟県出身ということもあり、お寺と檀家という
関係以上にお世話になっていました。

お話では、お経の中にあった「光陰矢のごとし」のお話
がありました(お経の中では違う表現でしたが)。

月日は矢のような早さで過ぎていくという意味ですが、
新年度がスタートして1週間が経ちました。まだ1週間
かもしれませんが、また1週間が経ち、その繰り返しで
あっという間に月が代わり、季節が変わっていきます。

新年度から1週間経ち、「光陰矢のごとし」の言葉を
思い出してそんな思いになりました。

もう一つ感じたことは、私自身この1週間で「喜怒哀楽」
いろいろなことがありました。

でもあっという間の有限な「この時間」は、泣いても
笑っても同じ時間です。それだったら笑って月日を過
ごしたいと思わせる言葉でもありました。

方丈様のお話はいつも勉強になります。