ファミコン世代

皆様、こんにちは。
埼玉県北本市の就労移行支援事業所「てんとうむし北本」の当事者スタッフ、うつ病と共に生きる富木です。

私は世代的に任天堂の家庭用ゲーム機、ファミコンの直撃世代でして、ファミコン(以下FC)やスーパーファミコン(以下SFC)は私の幼少期、小中高と切っても切り離せないと言っても過言ではありません。

確かに社会人になってゲームをする時間は減りましたが、携帯電話や現在はスマホ、携帯ゲーム機など、電車待ちの駅のホームや移動中の車内でゲームをするといった感じで、あまりにも生活に浸透し過ぎて違和感の無い世代であると言えると思います。

「ゲーム」と聞いただけでアレルギー反応を起こしてしまう方もいるかとは思いますが、必ずしも「悪」とは言い切れないことは知っておいて頂きたいところです。

実際に認知症予防や判断能力の強化に使われている場面もあります。
もちろん脳トレになるゲームもあれば、もしかすると脳を退化させる(大袈裟)ようなジャンルのゲームもあるかもしれません。
「ネトゲ廃人」という言葉もあるように、何事も限度は必要だという点には異論はありません(笑)

今回はちょっとゲームに関する話題をしたいと思います。
(苦手な方はスルー推奨です)

お若い方だとご存知ないかもしれませんが、今も健在で有名ゲーム機である「プレイステーション」の初代には凌ぎを削った好敵手「セガサターン」がいました。

私が高校生の頃、隆盛を極めたSFCの時代は終わりを迎えつつありました。
次世代機と呼ばれる3D処理能力などの進化した新しいゲーム機に注目が集まっていました。

任天堂さんが後に「ニンテンドー64(ロクヨン)」というゲーム機を発売しますが、少し出遅れた感があり、もっぱらSEGAとSONYの次世代機のガチンコ対決という様相を呈していました。

SEGAさんは任天堂のFC全盛期から、FCとはシェアが大きく異なるものの、ライバル機を出しており、SFC時代にも「メガドライブ」という人気のゲーム機を販売していました。

それに際し、SONYさんはと言うと…ゲーム機に初参入でした。
もちろん家電やウォークマン(携帯音楽プレイヤー)で有名でしたが、やはりゲーム機となると…不安は大きかったです。
すぐにゲーム機産業から撤退されても困りますし、そもそもノウハウも無いんじゃないかなぁと思ったものです。

断っておきますと、私は結構なSONYユーザーで、ラジカセもカセットテープのウォークマンもCDのディスクマンも、その後にはミニディスクのMDウォークマンも、音楽データをメモリで再生するウォークマンも愛用していたくらいのSONY好きです(笑)
それでも、やはりゲーム業界への電撃参戦には、抵抗がありました。
(後になって知ったのですが、実はボツになった任天堂との共同プロジェクトがあり、ノウハウもあったらしいです)

前述の通り、私は当時高校生で、アルバイトで稼いだお金を握りしめ、SONYのプレイステーションを買うか、SEGAのセガサターンを買うか、迷いはしたのですが、結局無難に実績のあるSEGAのセガサターンを購入しました。

今から思うといわゆる「負けハード」を選択してしまうという痛恨の判断ミスでした(笑)

結果から言うと、プレイステーションは全世界で約1億200万台が売り上げられる大ヒットとなりました。
(SONYさんは、プレイステーション本体内部の部品も内製し、値下げ競争でも優位に立ちました)

つまり高校生の私は、このSONYの大躍進を全く見抜くことが出来なかったのですが、これって完璧に予測出来ないまでも、先々がどうなるのかを想像して、それに備えて準備しておくことって、どんなジャンルの社会人でも本当は必要なのではないかと個人的には考えています。(業界の動向や流行にアンテナをはること)
まぁ、簡単に見極められたら苦労はないですよね。
言うは易しです(笑)

というわけで、現状だけではなく先々のことも考えてみようと、ちょっと真面目なことを言って終わりたいと思います。

最後に、「セガサターン」良いゲーム機でした(笑)
(とあるアニメでフューチャーされていた関係で思い出しました)
ちなみに私、後にプレイステーションも購入したことは言うまでもありません(;^ω^)

それでは、良い1日を。