「五感」

皆様、こんにちは。「てんとうむし北本」利用者のS・Mです。

春分の候、いかがお過ごしでしょうか?

暖かな春の日差しが煌めく頃となりましたが、まだまだ肌寒く感じ、我が家の猫は明け方に「(布団の)中にいれろ!😼」と布団をちょいちょいとし私を起こします。可愛いものです。

ご挨拶と猫自慢は終え、本題にはいらなくては……。

今回は「五感」についてお話したいと思います。

「五感」を話すにあたり赤ちゃんの頃まで遡ります。

私たちにも「赤ちゃん」の時期がありますが、ほとんど記憶にないのが実情です。

(稀に「胎内記憶」がある方もいますが、ここでは割愛いたします。)

五感とは「触覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「視覚」のことです。

お母さんのお腹の中で、最も早く発達し、重要な役割を果たすのが「触覚」です。この「触覚」は妊娠7~8週ごろには、もう皮膚感覚が生じている……らしく、赤ちゃんが自分の指を口にいれたりする行為には、皮膚感覚の刺激が脳の発達を促しています。

「聴覚」は早い時期に耳の原型ができ、やがて神経や脳の発達に伴い、聞こえるようになっていきます。お腹の中では、お母さんの声はもちろん、からだを流れる血液の音や心臓の音、外界からの音、話し声など色々な音を赤ちゃんは聞いています。

生まれてまもない赤ちゃんは、お母さんの声と別の人の声を聞き分けていると言われています。(赤ちゃん…すごい…!!)

その一方で「嗅覚」「味覚」も完成をはじめます。

「味覚」で面白い実験報告があり「妊娠中のお母さんの羊水に甘味を加えると、赤ちゃんは羊水をよく飲み、苦みを加えると飲む回数が減った」という結果がでています。お腹の中にいる時から、苦味や甘味が判別出来るということです。(赤ちゃん、美食家ですね✨)

「視覚」は、お腹の中では使う必要がないので、赤ちゃんの五感の中で一番ゆっくり発達します。

五感を身に付けて、赤ちゃんは世界を知りはじめます。

お母さんが頑張るように、赤ちゃんもお腹の中で頑張っている事実に胸がキュッとなりました。

私は、未婚で妊娠経験もありませんが、生命の誕生がこの世で一番美しものに思えます。

(美しいものを美しく思える、心もまた美しいと思います✨)

趣味で植物を育てているのですが、種を植えて、芽が出て、蕾がふくらみ、花が開くと……

とんでもない喜びで胸がいっぱいになり、うれしさでたくさん写真を撮ってしまいます。

宛ら「植物に親ばか」状態です。

最後になりますが、私たちは日々の生活の中で、しんどい時があります。

そんな時は「お母さんのお腹の中で身に付けた“五感”」を活かし、春を楽しんでほしいのです。春は「五感」を刺激するのに最適な季節だと思います。

私は「春風」が特に好きなので、たくさん「五感」で感じたいと思います。

あなたも好きな春を「五感」で感じてくださいね🌸

ご閲覧いただき誠にありがとうございました